ぱんくず日記

日々の記録と自己分析。

糖質制限2ヶ月経過

2012-04-22 00:40:15 | 糖質制限食
糖質制限食に変えてまる2ヶ月経過した。


データは劇的に改善し、
予測した脂質異常も主治医が心配した「遊離脂肪酸が心臓に悪さする」も起こらず。
夕方早く眠気が来るのは糖質を減らした影響かも知れない。
糖質を摂れば夜更かし可能。


週末だから夜更かししたいので朝か昼に摂る80kcal前後の糖質として、
コンビニで甘いものを物色したが、手に取る菓子悉く気に入らず却下。
そそられないんだな何故か。
結局紀文の豆乳を買った。笑)
変だな。
食べたい筈の甘いものが食べたくならない。


DMの食事制限としては、
これまでのカロリー制限食よりもはるかに実行し易く継続し易く、
しかもデータが確実に改善し、運動してもしなくても目に見えて減量効果あり。
しかし患者様が実行するにはは高いハードルがある。


ハードルの一つ目は、和食は調味料として糖質をたくさん使う事。
炭水化物と糖質含有する調味料とを除外するとなると、
日常的に使う和食調味料に制限が多い。
煮物の砂糖、みりんも酒もダメ、甘辛い醤油だれもダメ、ソースとケチャップもダメ。
根菜類の制限多い。
イモ類だけでなく人参、牛蒡、蓮根もダメ。
これで日常食べてきた家庭の和食の大半が禁忌になってしまう。
卯の花、きんぴら、切り干し大根の煮付け、ひじき煮、ほうれん草の胡麻和え、
ウドの酢味噌和え、茄子の甘辛味噌炒め、肉じゃが、すき焼き、五目寿司の具、
卵とじ全般、甘酢漬け、佃煮、醤油漬け、粕漬け、正月の旨煮、昆布巻き、伊達巻、
糖質制限食ではこれらの料理が作れない。
ラカントやパルスイートは和食の調理の上では砂糖の代用にならない事もわかった。
使うと不味い。
そんなものを作って食うならいっそ和食を食わない方がましなほど不味い。
しかも甘味料は値段が高い。


ハードルの二つ目は家計に響く事。
肉魚卵は主食を抜いたからと言ってたくさん食べられず、
結果私の場合は野菜の摂取量が普通食の倍以上に激増した。
患者が家計を預かる主婦や貧困家庭の場合、
食費の支出が膨れ上がる上に家族との食生活があまりにも合わず、
生活状況によっては実行不可能だ。


糖質制限食ではカロリー計算も不要と言われているが
患者の立場になると手近で実現可能な目標設定が必要な場合もあり、
摂取熱量の計算が出来ている人には併せて消費熱量の計算も出来るように指導し、
ライフイベントによる挫折やスランプに陥っても生活を軌道修正出来るように
援助出来たらいいと思う。


気づいた事もあり。


糖質制限食に変えてから甘味に敏感になった。
煮込んだ野菜のちょっとした甘味でも舌に触って気になる。
たまに菓子をつまみ食いすると必要以上に甘く感じる。


カロリーの不足している日でもおやつとして甘いものを食べたくならない。


糖質制限食ではタンパク質と脂質の摂取制限無し、
だからと言って主食無しで肉や魚を単品でバクバク食べれるかと言えば
案外食べれない。
これまではご飯のおかずとして必要以上に食が進んで
主食も副食もたくさん食べれていたのだと気づいた。
つまり主食が無ければ副食を食べ過ぎる事も無いのである。


2ヶ月間糖質制限食を実行してみて、
糖質は食事でも菓子でも食べ始めると際限無く食欲がエスカレートするが、
肉魚卵は単品で必要量を食べると満足してそれ以上食べたくならない事に気づいた。
野生の肉食獣が目の前に肉や餌となる生き物を見ても
空腹でなければ食べないのと共通している。


禁忌のもので何食べたいかといえば、
甘いものではなく塩辛いカリカリしたものをバケツ一杯くらい食べたい。笑)
でも無ければ無いで食べなくても辛くない。
我慢はそれだけ。


1ヶ月で一気に6kg体重減少して少々焦ったが、
2ヶ月めで減少が緩やかになった。
重さの減りは緩徐になってもサイズは減り続けている。
衣服がすかすかになって特に肩幅が合わなくなった。
何を着てもだらんとなる。


骨はどうだろう。
糖質制限食は確かに減量効果ありだが、
体重が急激に減り過ぎて骨密度が落ちていないか気になる。
骨の断面がへちまやレンコンのようになるのは困るので、
予防として運動による負荷を増やしている。
3ヶ月過ぎた時点で骨密度測定してみるか。

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