ぱんくず日記

日々の記録と自己分析。

眼鏡

2009-01-25 19:07:00 | 日常
眼精疲労と
近視と
乱視と
老眼が
甚だしく進んだ気がするので
これから眼鏡店に行って来る。


前回眼鏡を作った時は
まだ手術場勤務だったので
軽量と耐久性にこだわって
軽くて強いフレームをくれと言ったら
結局フレーム無しで
耳に引っ掛ける蔓部分は人工血管と同じ材質で
レンズは反射の一番少ない超軽量超薄型で
合計するととんでもなく値の張るものになった。


今よりも
格段に給料の良かったその時のボーナスが
その眼鏡一個のために半分吹っ飛んだ。


今はそこまでこだわらなくていいから
自分の視力に合ったレンズに変えなければ
日常生活に支障を来たすようになってしまった。


さて、
道路もだいぶ凍ったようだし
ちょっと行って来る。

誰かいる

2009-01-25 17:37:00 | 日常
昨日、
日記に書くのをすっかり忘れていたが
前々から介護職の誰かがずっと言っていた、
地下室からエレベーターで上がってくる「誰か」は
やはり本当にいるらしい。


介護職の一人が前々から私に言っていた。


「真夜中の2時過ぎると、
 誰も呼んでいないのに
 エレベーターが上がって来るんです。
 そして
 私達の階で停まって扉が開くんですよ。」


私も深夜、
一人で書き物をしていると
時々誰も乗っていないエレベーターが
上がって来て扉が開く事に気づいていた。
うん。
降りて来る人の気配も物音もするよ。
でも誰もいない。
エレベーターの管理会社とは
ネットワークでつながっていて
午前0時になると一番下の地下室から最上階まで
自動的に上がって停まる。
そのようにプログラムが組まれている。


「それは知ってます。
 でも私が見るのは
 患者さんが亡くなる日だけ、
 0時ではなくて
 2時とか3時とか何度も、
 地下室とうちの階のフロアとを
 誰も乗ってないのに往復してるんです。
 そして、
 それを見た後に明け方の5時頃に
 患者さんが急変したり亡くなってるんです。」


それ、話がよく出来過ぎじゃない?
確かに、
夜勤者は勤務中に持ち場を離れて
地下に降りたりはしないし、
前に患者さんが急変して亡くなった時も
誰も乗っていないエレベーターの扉が突然開いて
若い医師が怖がっていたけどね。


「本当なんです本当なんです!」


私はあまり真剣に聞いていなかった。


そうそう朝方の午前5時。
その時刻になると急変や死亡が多いのは本当だし
大体、
私が何度か目撃した白いストッキングに白サンダルの
脚から下だけの看護師もその時刻に出没するよ。
いるものはいるで、仕方がないでしょう。


機械の誤作動だったり
管理会社の機械のプログラムミスだったら
そっちの方が嫌だなぁ。
老朽化した建物の中のエレベーターだし
落ちたりとか挟まったり閉じ込められたりとか
事故でも起こったらシャレにならないし。


一応上司には報告して
誤作動かも知れないから
点検依頼して貰うようにとは伝えた。


昨日の朝、
何事もなく安静に夜勤の一晩を終えて
私は夜勤者2人と共に定時に勤務を離れた。
着替えをして、
ロッカー室のある最上階から
エレベーターのボタンを押して呼んだ。


向かって右側の
大きな寝台用エレベーターは5階に停まっていたが
特殊入浴のストレッチャーを搬送するために
使用している時間帯だったのでわざと呼ばなかった。
私がボタンを押したのは
向かって左側の一般用の小さいエレベーターだった。


私達はぺちゃくちゃ喋りながら待っていた。
しばらく待っていると、
呼んだエレベーターがゆっくり上がって来た。


そして


一呼吸遅れて
向かって右側の大きな寝台用エレベーターが
私達のいる最上階まで上がって来た。
呼んでもいないのに。
そして、延長ボタンを押してもいないのに
しばらく扉は開いたままだった。


「え?」


「何で上がって来るの?」


「私達、呼んでないよね?」


3人で顔を見合わせていると
私達が乗ろうとしていた方の
一般用エレベーターの扉が閉まろうとしたので
私は先に乗ろうとした。
他の2人は
扉が開いたままの大きなエレベーターに
目が釘付けになったまま固まっていた。


「どうしたの?」


「見た?」


「何?」


私は一足先に乗り込もうとして
一瞬目を離し、見ていない。


「今、寝台用の方から何か降りて来たよね。」


「うん。
 来たよね。
 影みたいなのがね。
 すーっと。」


「ええ?
 気づかなかったけど。」


「いや、今、通って行ったよね。
 廊下の方に行った。」


影のような何かが
私が背中を向けたその後ろをすーっと
通り過ぎてロッカー室の方向に行ったのを
私以外の二人は見たという。




・・・・・・・・・・・σ(-"-;)


やっぱり誰かいるらしい。