宿の近くの仲間川河口の朝。仲間橋の欄干のイリオモテヤマネコ像。この島では山猫は象徴であり、像やイラスト、交通事故による山猫への配慮の看板などが、がそこかしこにあった。
ゲストハウス前のバナナ畑で。
仲間川桟橋の朝。亜熱帯の朝の空は美しい。
西表島2日目。昨日はスクターをゲストハウスでレンタルし、最初の目的地であった上原までロケハンをした。宿から目的の上原まで40km弱。そこから5kmほどで47年前に10日間お世話になった星立にある民宿「星砂荘」がある筈であった。だが47年間のもの間、「星砂荘」と思っていた民宿はなかった。写真集にも「星砂荘」と明記していたのだが、実のところ、「星砂荘」は星立集落の隣の集落・祖納にあった。当時は星立とあった集落名も今は干立となっていて、私がお世話になった民宿「星砂荘」は「星立荘」の勘違いだったのだ。この日干立集落手前の中野集落の竹富島役場の出張所にて多くの情報を手に入れることができた。
1976年、4月。47年前の「星立荘」の経営者 真謝永輝・みつ夫妻と私
真謝ご夫妻の娘さん、宮城さん。現在民宿は息子さんが跡を取り、近くの海岸沿いに3階建ての「ホテル星立」として営業している。
母親、みつさんは今年で25回忌ということであった。
現在も当時と変わらぬまま民宿に使用した母屋に住んでいて、明治以来の建物なので、できれば保存したいと考え
町に文化財の申請をしているのだという。当時私は、建物左側の庭に別建てであった離れに厄介になったものだが、
すでに壊されていた。
門扉の間に置かれた貝殻は、本日から始まる年に一度の行事「節祭(シチ)」に際しての厄除のようなものであろうか。
8日、 祭りの準備
9日、 祭
10 日、 祭
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