夏の駒ヶ岳。ロストワールドのようだ。雲台寺はこの山の山懐にある。
糸魚川市海川渓谷を見下ろす駒ヶ岳。この岩山の山裾にあるのが市野々集落。その市野々集落を過ぎ海川渓谷の入り口にあるのが、御前山(ごぜんやま)集落。以前は5軒ほどの家があったが、自然崩壊した家が何軒か。どうやら夏期だけ作業にきているようだ。冬期はこの集落までは除雪していないと思われる。この御前山から海川渓谷への林道を少し行ったところに寺がある。鬱蒼とした森に囲まれ全体像は見れないが、岩窟に囲まれたお堂が臨まれる。この建物が天台宗雲台寺観音堂である。雲台寺は糸魚川市の文化財に指定された絵馬があるらしい。
石碑に天保十四年とあるからこの寺は少なくとも江戸後期には存在していたことにはなりますが、調べたところ創建は奈良時代だそうです。
苔むした山道を100mほどで山門。奥に本堂。山門左格子堂には木造の馬がある 山門額、或いは山号額には御前座とありました
本堂入口には「ご本尊が旅に出かけられました」と書かれた立て札がありました。
以前は雲台寺には五大明王像、十一面観音立像が祀られていましたが盗難にあったそうです。
私が最初に訪れた十二年前にはなかった立札と記憶していますが、早い帰寺を願うばかりです。
撮影で山村部に行くと鍵のかからないお堂がたくさんある。しかも鍵がかかって無いお堂があるのには驚かされる。
本堂脇岩窟にある阿弥陀三尊
駒ヶ岳の山麓深く奈良時代から続く天台宗雲台寺の森。万物の霊気を含んでいるかのようだ。
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