ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

苦味の少ない泡 エグリ・ウーリエ ブリュット・トラディッション GC NV

2010-02-01 | シャンパーニュ/フランチャコルタ/他
エグリ・ウーリエ ブリュット・トラディッション GC NV
EGLY-OURIET BRUT TRADITION GRAND CRU




私は正直言ってシャンパーニュは好きではない
にもかかわらず時折開栓している
変な話である

喉がゴロゴロしてすっきりしたい気分になる時や
何~んとはなく赤ワインも白ワインもビールも飲みたくないときに
何~とはなくシャンパーニュになっている
何とはなくなんて贅沢な話かもしれません

ブルゴーニュやロワールで「おっ」って思える泡に出会えないために
結局シャンパーニュに戻ってきたわけで
手持ちはAYやAMBONNAY、BOUZYなどのブラン・ド・ノワールが中心

今回はエグリ・ウーリエ



好きではないにもかかわらず
きっとあるはずの”美味しいシャンパーニュ”を探して
果てしのない旅をしている(大げさ)・・・・・・・アルコールが入ってりゃいいだけなのかも



綺麗な濃い黄淡色が美味しそうな色調である

PPで91点などの評価があるようだが
ハッキリと言えるのは


パーカー評価ランキングで同ランクの★★★★★のピエール・ペテルスの
今年の正月に味わったPP95であるシェティヨン2000よりもエグリのNVの方が美味しい
同ランクの造り手のVintageシャンパーニュがNVに負けてる・・・・・・・・・洒落にならないですね



このシャンパーニュは裏エチケットに

  PASSAGE EN CVE:     37MOIS ・・・・・ 瓶熟はカーブ(造り手のセラー)で37ヵ月
  DATE DE DEGOGEMENT: AOUT 2009  ・・・・・ デゴルジュマンの日付は2009年8月

と親切に表記してある


炭酸が持っているわけではないのだが
シャンパーニュなど泡物に付きものの苦味以外に変な苦味もなく
グラスがすっと空いていくのは
私にとって異例だったブラン・ド・ブランのランスロ・ロワイエGC1999以来

このエグリはピノが主体で、落ち着くところはピノ主体の方が肌に合っているようだ

だからという訳ではないが手持ちのシャンパーニュの殆どはブラン・ド・ノワールが中心である


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