ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

ベルナール・セルヴォ ジュヴレ・シャンベルタン レ・ゼヴォセル 2005

2010-12-12 | ジュブシャン/マルサネ/フィサン
Bernard SERVEAU GEVREY-CHAMBERTIN LES EVOCELES 2005

F・ジョバールのレ・ティエが7日目と10日目の結果待ちとしましたので
ボトルをそれまでは冷蔵庫へ
じゃあ赤で落ち着いたものをと思ってセルボーに決定

開栓前から05でもまだ早開けだろうなあ
と思いつつ開栓したら見事に当たってしまいました (^^ゞ

開栓即、カラフェなしでの試飲ですが
結論を先に言えば、あと3~4年でしょうか
VT05の葡萄の強さや造り手を考えて開栓せにゃあいかんですね
残りのMOREY・ソルヴェとCM・サンティエ05は当分寝かせましょう

さて、話しをこのワインに戻して
香りは土香もあって好みなのですが
酸が強めでアタックがズッシリきます
果実味は開栓2時間あたりで程よい甘味という程度にでてきて
タンニンは溶け込んできていますが余韻にかけて舌に僅かに残ってきます
総じて、それなりに凝集されて旨いのですが
酸の落ち着きが未だ悪いが故にバランスが崩れていると言うところでしょうか
多分カラフェで解いてやれば美味しく飲める範囲でしょうね

話は変わりますが
セルヴォーのエチケットの上部の狼?猟犬?2匹が樹木の中にいます
これってオリヴィエ・ジュアンのクロ・ソロン05年を初めて飲んだ時に
あれっ!確かセルボーに似ているって思っていたのですが
改めて見てみると全く同じですね・・・
 ・・・左が葡萄樹4本、右が葡萄樹3本で枝分かれ
 ・・・星が3つ、カタツムリが真ん中に1匹、右にタンポポ
ともにモレの造り手ですから
これはモレ村の紋章なのかもしれませんねえ (?_?)