弊社㈱福地建装の経営理念は「住む人と 幸せを分かち合う 家づくり」です。
いつの間にかこの経営理念は、ファース・グループの工務店の経営理念にもなっています。
この経営理念は、迷った時、悩んだ時、この経営理念に立ち返ると解決策が見えて来ます。
いわゆる会社経営の羅針盤的な要素があります。
この経営理念に凝縮されているのは、家を建築する建主さんはもとより、家づくりに関わる人々が公平に利益を分け合うと言う意味です。
遠い昔に飯場で一緒だったトビ職の仲間達、そして事故であっけなく逝った先輩、仕事を仕込んでくれた師匠、このうちの誰1人が欠けても現在の私は存在しなかったでしょう。
その古(いにしえ)のご縁のもとに私は、人様と接することが出来ていると自負しています。
弊社の若い社員達は、確実に育っておりこの経営理念には関わってくれた多くの人々に対する感謝の念も込められています。
経営者は、会社が大きくなると現場で汗して働く人々から距離が遠くなり、企業内権力者として、いつしか態度が横柄になっている経営者を目にします。
私自身も時として、多忙を装って横柄になる自分にハッと気付く時があり、気付かせてくれるのは、いつもひたいに汗して現場で働く人達、そして経営理念なのです。
弊社は以前ベンチャーキャピタルからの投資を受け、株式公開を目指した時がありました。この株式公開した瞬間に会社は株主のモノになり、気付かせたのがこの経営理念でした。
既に投資を受けた金額には、長期プライムレート2%を足して償還する事になり、一気に債務超過になったことがありました。
現在は、お施主様に支持される地域工務店様と、その家に住むお施主様の笑顔を見る機会がとても多くなりました。あの時に株式公開していたら現在の自分はありません。
私達は、現場の人、住む人から学んだ事を「経営理念」に掲げ、実践している事が誇りです。
写真は、理念祈願を行う森三吉神社の宮司さんと撮ったモノです。
さて明日からは東京に…
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