ゼロエネ住宅とは、エネルギーを全く使用しない住宅のように感じてしまいます。
しかし人の暮らしには、照明器や冷蔵庫などの電化製品などエネルギーを必ず使用します。
ゼロエネ住宅の基本は、先ず消費するエネルギーを極力少なくすることが目的です。
数百万戸もの家余り状態の中で大量に家を販売する時代は過ぎ去りました。
またハウスメーカーが受注すると資材はメーカーからロット単位で現場搬入されます。
その建築費は、中央へと吸い上げられ、実際に下請けで工事を行って地元に下請け、孫請けの手間賃だけしか落として行きません。地方創生の手始めは地域工務店の育成です。
国土交通省は、家売りのハウスメーカーから地域経済に貢献度の高い中小地場工務店を対象にした「地域住宅グリーン化事業」及び「住宅のゼロ・エネルギー化推進事業」で補助金を出しての推進をスタートさせています。的を射た政策と評価します。
一方、経済産業省はネット・ゼロ・エネ・ハウス、約してZEH(ゼッチ)と云う単語が飛び交っています。
これはハウスメーカーも補助金対象となります。
ZEHには、温暖化対策が重要テーマとなり、太陽光発電、省エネ機材、高断熱材、高性能サッシやガラスなどでの経済活性化の狙いがあります。
建築業界が停滞するとGDPも低下すると云われ、アベノミクスの一環とも思われます。
国土交通省の「地域住宅グリーン化事業」も経済産業省のZEHも借金でつくった補助金が出ますが、あくまでも直ぐになくなる時限立法なのです。
人の暮らしが在る限り、住まいの仕事は無くなりません。
改築、リフォーム、建て替え需要などは、すべて地域工務店が得意とする仕事です。
写真は昨日、北斗市のファース本部にZEH関連の研修にご来社された東北の方々です。
右からエクセルシャノン東北支店、主任の金木貴之さん、八幡平市のFAS加盟工務店、佐々木建設、部長の林本一彦さん、代表取締役社長の佐々木慶太さん、私の隣が十和田市のFAS加盟工務店、佐々木建匠、専務取締役の佐々木寛則さんです。
東北の方々は北海道新幹線の開業でとても北斗市のファース本部が近くなったと云います。
次世代の工務店経営のため、しっかりと勉強を行っておりました。
さて今日10月1日の北斗市は快晴に恵まれました。
今日明日は、北斗市内でファースの家竣工見学会を行っております。
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