迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

前途多難 若大将のゆうゆう散歩

2012年05月07日 | テレビ・ラジオ・マスコミ
隠れた人気番組だったテレビ朝日の「ちい散歩」が地井さんの体調不良によって惜しまれつつ終了。
後番組となったのが加山雄三の「若大将のゆうゆう散歩」。
6年続いた人気番組と新番組の初回を比較するのは酷なことですが、前途多難な感じがします。
例えるならば、落合監督の後任監督のようで、優勝争いをして当たり前、優勝できないと批判されてしまうような、最初から苦しい立場ではありますね。

「若大将のゆうゆう散歩」を見て感じたのは、地井さんの感性です。
子供好き、自然が好き、花や木が好きで名前を知っている。
ブランコ好き。神社、お寺にお参りをするのが好き。
職人さんが好き。
お店で売っている食べ物や果実に興味を持ち、お店の人にも興味を持つ。
ご夫婦のお店では馴れ初めを聞いたりと、人との距離感を縮めるのがうまい。
スタッフを大事にしていて、一緒に食べたり飲んだり、そんな様子を自然に伝えていた番組でした。
一方、「若大将のゆうゆう散歩」は、やんちゃ、ボンボンの加山雄三の街歩きという感じで、加山さんの個性をどのように出してくるのかにかかっていると思います。
それから、ナレーションが女性アナウンサーから男性に変わり、ほのぼの感がなくなってしまったのも残念なことです。

「ちい散歩」ファンの心をつかむことができるのか、お手並み拝見です。