まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

クーポン大嫌い!

2021年12月14日 | 日記
国会がクーポンで大騒ぎである。
十万円の給付を現金にするかクーポン券にするか
議論は延々、揉めに揉めている。
国民の大多数はキャッシュでの給付を望んでいるのに
政府は頑強にクーポンにこだわり続けている。


印刷費も含めてクーポンには膨大な経費がかかるらしい。
その額960億円と言うからハンパじゃない。
実際に給付の事務作業を行う自治体も
このクソ忙しい年末にそんな面倒を押しつけられたら
たまったものではないのは自明の理だ。
政府はあまりに反対が多いので
慌てて「半分は現金で半分はクーポンで」などと
折衷案を出したが、手間は同じだし無駄には変わりない。
たかが10万ぐらい気持ちよくニコニコ現金払いでいいではないか。
どうしてそこまでクーポンにこだわるのか?
財務省の役人に「現金は消費ではなく貯蓄に回るから」とか
よけいなことを吹き込まれたに違いない。
あのねえ、貯蓄の余裕さえない困窮家庭が大多数なのよ。
10万円はすぐに消費に回るだろうし
金持ちからは確定申告で戻してもらえばいいじゃないの。
それより10万なんてケチ臭いこと言ってないで
20万でも30万でもドーンと振り込んで
国民生活の窮乏を助けて喝采を受けたらいいじゃないの。

得意技は「人の話をよく聞くこと」という岸田総理。
聞いてるだけじゃなくて実行して下さいよ。
クーポンなんて大嫌いだ!

五木寛之 90歳

2021年12月13日 | 日記
伊集院光のラジオに作家の五木寛之さんが出演していた。
伊集院が嫌いなので番組はめったに聴かないが
五木さんがゲストと聞いて食指が動いた。
そうか、五木さんか、もう80歳は軽く超えている筈なのに
まだお元気なんだと嬉しいような思いだった。


あの九州弁の独特のイントネーションは昔のままだった。
年が明けたら90歳になられると聞いて驚いた。
熱心な読者というわけではなかったが
直木賞をとった「青ざめた馬を見よ」は読んでいたし
デビュー作の「さらぱモスクワ愚連隊」はラジオドラマにもした。
ベストセラーの「青春の門」も何冊か読んでいる。
今回の話の中心はもっぱらラジオ創成期時代の思い出話だったが
そうか、五木さんはラジオ出身だったなあと
同じラジオが熱かった時代を知る者として無性に懐かしかった。
野武士のような作家やディレクターがたくさんいいね・・・と
当時の業界の空気を眩しさをこめて語っておられた。
そうした才能にあふれた時代ならではで
五木さんが作詞家としてもおびただしい楽曲を手がけていて
馴染みのヒット曲も多いと知ってまた驚いた。
そう言えばあの時代の伝説のディレクターが主人公が主人公の
味わい深い短編小説もあったことを思い出す。
短い時間だったが番組の終わりに
ホスト役の伊集院に「これからの夢は?」と問われて
作家の使命は「持続力」だからこれからも書き続けて行きたいと
あの九州弁で結ばれて舌を巻くような思いだった。
五木寛之 90歳。
その膨大な仕事量には圧倒されるはかりだが
最近のベストセラーの「生きるヒント」も
思い切って読んでみようかと思った。


もうラストです。

2021年12月12日 | 日記
いつもの公園散歩。
先週とはうって変わった暖かな日でした。
小春日和とでも言うでしょうか。
今年は例年になく紅葉の色づきが見事でしたが
それもいよいよ終盤のようです。


そんな紅葉シーズンの掉尾を飾るのが
メタセコイアの林です。
味わい深い「赤銅色」とでも言うのでしょうか。
針葉樹ならではのたたずまいを見せています。
生きた化石とも言われるだけあって
何億年も前からこんな紅葉を繰り返して来たのではと
太古に思いを馳せるような色どりです。


仕事の行き帰りに
自転車でこの林を抜けるのが何よりの愉しみです。
青々とした若葉の頃もいいけれど
この季節は枯れた風情には格別の味わいずあって
ついつい自転車を止めて木立を見上げてしまいますねえ。
今年もそろそろ終わりか・・・
なんて感傷的な気分になったりします。



メタセコイアの林を抜けると
ドウダンツツジの植栽も真っ赤に色づいていました。
これはこれで味わいがありますねえ。
公園の紅葉もいよいよラストいパートでしょうか。
季節は間もなく冬至を迎えます。


偶然の産物

2021年12月11日 | 日記
ザワザワと風が吹くたびに
落ち葉がハラハラと散って来ます。
黄色く鮮やかに色づいたイチョウの葉っぱが
ズンズンと降り積もっていきます。
まさにその決定的瞬間を見事に活写してみました。


と偉そうに言ってはみたものの
単にカメラのレンズを真上に向けていたに過ぎません。
ほとんど「偶然の産物」と言っていいです。
でも、決定的瞬間には違いはなく
何やら特ダネをスクープしたカメラマンの気分です。
最近は写真もスマホが中心の
何の変哲もない風景や静物の写真ばかりなので
久しぶりにこういう動的な写真が撮れると興奮しますねえ。
ハイ、あくまでも偶然の産物ですが・・・



コゲラ発見!

2021年12月09日 | 日記
ギーギーと軋むような音がします。
古い自転車の錆びたブレーキ音とでも言うのか。
あ、あれ、この音ははひょっとして!
ピンと来たので慌てて周囲の樹木を見回してみると
また「ギーギー」という音が・・・


ああ、いました、いました!
ヒマラヤスギの幹をちょこまかと飛びまわっているのは
思った通り「コゲラ」君の姿でした。
体長15センチぐらいでしょうか。
コゲラは日本で一番小さなキツツキの仲間ですねえ。
木の葉が散ったこの冬の時期になるとよく見かけるのですが
まじかで見かけるのは何年ぶりでしょうか。
黒と白のツートンカラーのタイガース模様が特徴で
阪神ファンの私には親近感があります。
耳を澄ませば「カタカタカタ」と
木の幹を激しく突つくドラミングの音も聴こえます。
冬眠中の昆虫を捕食しているのですねえ。
せっかくの食事中をどうもを失礼!
と声をかけるとたちまち飛び去ってしまいました。
まだ小学生だった息子と一緒に
野鳥観察に励んでいた頃をつい思い出していました。