まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

ラジオ深夜便

2018年10月15日 | 日記

雑誌売り場で思わず手に取ってしまいました。
月刊の「ラジオ深夜便」です。
NHKラジオの人気番組が発行する情報誌で
見たことはありましたが手に取るのは初めてでした。

蓬莱泰三さんはラジオ作家の大先輩です。
NHK大阪時代に何度かお目にかかったことがありますが
失礼ながら89歳でご存命とは知りませんでした。
イタリア賞など数々の受賞経験もあって
その博識と深い洞察力に裏打ちされた作風には
つねに尊敬に念を抱いていました。
当時から蓬莱さんは陶芸に凝っておられて腕前は玄人はだし。
その頃、ヘタの横好きで焼き物を始めた私は
奈良の山奥の窯にご一緒したこともあって懐かしい思い出です。
そんな蓬莱さんの近況を知ることが出来て大いに嬉しかったのですが
以前から作詞家としても活躍しておられ
子供たちの合唱組曲の作詞に尽力されていることも知り
まさに「老いてますます盛ん」なり。
その創作意欲の旺盛さには感心するばかりでした。

雑誌をパラパラめくっていたら
10月の花ことば図鑑が掲載されていました。
写真もリアルでいいけれど
こうしたイラストで描かれた花図巻が大好きなんですよねえ。
マツムシソウ、キンモクセイ、アシタバ、ワレモコウ・・・
それぞれ可憐な秋の花に手作り感があって
思わず見とれてしまいました。
そう言えばラジオというのも手作り感満載のメディアですねえ。
もともとラジオドラマでデビューしたくせに
ラジオというものを久しく聴いてないなあと大いに反省。
埃にまみれた古いラジオを引っ張り出して
久しぶりに「ラジオ深夜便」でも聴いてみますか。

  秋の夜は しみじみ ラジオ深夜便 〈杉作〉

朝が早いのでさすがに「深夜便」はチトつらいのですが・・・