まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

稲刈り終わる

2018年10月05日 | 日記

公園の稲刈りはもう終わっていました。
今年もまたタイミングを逃してしまったようです。
近くの小学生や幼稚園児が集まっての
秋の一大イベントだったのに、うーん、残念です。

刈り取られた稲は乾燥の後に脱穀され
新米として近隣の小学校の給食に供されるそうです。
新米の給食ですか・・・いいですねえ。
何かと米食離れの昨今ですから
子供たちにとっては貴重な体験かも知れません。
この乾燥用の木組みを私の田舎では「はでば」と呼びますが
どういう字を書くのでしょうか。
天日干しされた新米はきっと美味しいのでしょうねえ。

今年の新米の出来栄えはどうでしょうか。
私は農家の出身ではありませんし
田植えも稲刈りも体験したことはないのですが
この「刈り入れ風景」には言いようのない懐かしさを覚えます。
自分たちで丹精込めて育てた稲を
豊作に感謝しつつ一束一束ていねいに刈り取る。
単に農業だけのことではなく
そこには人間の「原点」とも言える営みがありますねえ。

稲刈りが終わった田圃には
秋の風が錚々と吹き渡っていました。
またまた沖縄方面から台風が接近中のようですが
その前に稲刈りが終わって何よりです。
そうそう、お昼にたまたま買ったペットボトルのお茶に
こんな俳句が載っていました。

   稲刈りや 人も機械も 古びたり 〈作者不明〉

うーん、確かにそうですねえ。
これだけ農家の高齢化が進む時代ですから
稲刈り風景もやがては廃れ行く文化かも知れませんねえ。