まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

ああ、上高地!

2018年09月22日 | 日記

例によって明け方の3時に目が覚めた。
記憶が消えたのが確か夜の10頃だったと思うから
睡眠時間5時間は長いのか短いのか・・・
テレビをつけるといきなりの大自然だった。

お馴染みの風景は上高地だった。
へえ、もう紅葉が始まっているんだなあと思いつつ
懐かしい風景にしばし見とれてしまった。
手前を流れる梓川と河童橋。
彼方に広がるのは奥穂高連峰や槍ヶ岳の雄大なパノラマ。
定番と言えばあまりにも定番過ぎる風景だが
いつ見ても心躍るような高揚感を覚えるのは私だけだろうか。
仕事でも何度か行った記憶があるが
10年ほど前に行った家族旅行がやはり忘れられない。
ようやく少年らしくなった息子を連れ
梓川沿いを焼岳や大正池、明神池などをめぐり
その夜は麓の乗鞍温泉に泊まった。
夏休みの終わりだったが夜ともなるとシンシンと冷え込み
温泉で身も心も温まったものだ。

おお、上高地の紅葉スポットと言えば
何と言ってもこの涸沢カールではなかろうか。
ここまでは行ったことがないが
ナナカマドの赤やダケカンバの黄色が燃えるようで
それはそれは美しいらしい。
まさに紅葉綾なす「錦繍」という言葉がピッタリである。
宮本輝の「錦繍」の舞台は蔵王だったが
時々刻々と色どりを変える紅葉はまさにドラマチックである。

もう一度、上高地に行ってみたい。
涸沢カールの錦繍を目に焼き付けてみたい。
と思いつつ今日も仕事である。
昨日の東京は今シーズン一番の寒さだったそうだが
上高地の紅葉の見頃はいつだろうか。

  上高地 行きたしと想えども 秋遠し 〈杉作〉

皆さんは上高地、行ったことがありますか?