まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

暑さ寒さもヒガンバナ

2018年09月21日 | 日記

帰り道に彼岸花が咲いていました。
曼殊沙華とも言いますねえ。
暑さ寒さもヒガンバナとは昔の人はよく言ったもので
なにやらうすら寒いような陽気です。

忌み嫌われる花の代表選手でしょうか。(笑)
昔は川の土手や田圃のあぜ道に群れ咲いていましたが
都内では最近あまり見かけなくなりました。
ヒガンバナの彼岸は「極楽浄土」のことだそうです。
対する此岸(しがん)はこちら側の世の中
迷いと苦しみに満ち満ちた「現世」のことですね。
出来ることなら迷いや苦しみから解放され
一日も早く「極楽浄土」とやらに行きたいものですが
現世で行って来た悪行の数々を思えば
無理かも知れませんねえ。

秋の「お彼岸」が近づいて来ました。
そう言えばもうずいぶん墓参りに帰っていません。
父も母もとっくに彼岸の人になりましたが
達者でやっているのでしょうか。(笑)
長男のくせに私ほど両親に心配と迷惑をかけた息子はいません。
たとえ墓前に立っても
どう近況報告をしたらいいものか悩みます。


   亡き人に かける声なし ヒガンバナ (杉作)

秋雨前線停滞中で今日も雨です。