太田進研究室

太田進研究室の日々の出来事やその時に感じたことを記録していきます。また家庭での生活もつれづれに書いていきます.

11月上旬から中旬 in 2015

2015-11-16 | 研究室
 11/4(水)に無事に卒業研究発表が終わった.3次元動作解析班と起立性低血圧研究班の2班共に,粘り強く最後まで,内容をまとめた.卒論提出はその翌日であった.提出後にいろいろと学生がまとめたデータを私が解析して学生が見ていたが,新しい視点などの気づきがあった.学生は,その時が研究した中で一番楽しかったと言っていた.ワクワクしたのかもしれない.卒論の研究は仮説を証明していくものであったが,その時は他に関連などがないか検討していた時である.わからないことを探求する楽しみのようなものかもしれない.それが自分たちのやったことから見つかるという.

 先週末は,大変忙しかった.土曜日は急遽,東京で行われた臨床バイオメカ学会に出席した.現在行っている関節音の研究をまとめるに辺り,ご相談したい工学系の先生がシンポジストで参加されることが分かったためである.面識が少しあったためメールでご連絡して,会場のどこかでお声掛けをすることをお伝えして向かった.また,我々の研究と関連する内容の発表もあり,またその別の工学系の先生も少しの面識があり,お声掛けをした.皆様非常に関心を持って頂き,その場で私の質問に直結した情報収集とは行かなかったが,今後につながる有意義な時間であった.

 その後は浜松に向かい,名大整形膝肩スポーツ班の合宿に参加した.私は今回,卒研の内容を話し,また現在行っている介入研究を説明した.名大以外の先生方も参加されとても盛大で症例報告会は18時半から日付が変わる直前ぐらいまで行われた.私は翌日も用事があり,宿泊後,始発で自宅に戻った.昼前には米原の友人宅に着き,暖炉のある家でゆっくりとさせてもらった.米原駅のすぐ近くであるが,実のなる木を庭に植えると猿が来るそうである.

 後期の講義もおおよそ前半が終わり,私の講義もひと段落する.しかし,今週末は,青森県立保健衛生大学の教員の方々へのFDと学生への研究留学の話をするために青森に向かう.その後の週末は,介入研究の最終評価を行う.その後は,年内を目標にはおおよその結果をまとめる予定である.

 毎年11月末ぐらいから3月までが論文作成に時間を費やせる時である.そのような理由かそのスタートダッシュをする12月は,更に忙しくなる.

 

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