太田進研究室

太田進研究室の日々の出来事やその時に感じたことを記録していきます。また家庭での生活もつれづれに書いていきます.

11月中旬から下旬 in 2014(1)

2014-11-28 | 研究室
 研究に関しては,卒研生の卒業論文のまとめが中旬の締切に合わせ何度も修正を繰り返した.結果的には,英語論文からの情報収集をする時間が不足したと思う.現在は,国試に向けて猛勉強中である.
 
 介護腰痛予防コルセットの研究では,3次元解析用のマーカをどこに貼付するかが問題で,数種類のコルセットごとに骨盤周辺のマーカを張り替えるのは至難の業であることを痛感した.12月の倫理委員会を通して,12月から本格的な計測を始める予定である.なお,数社の企業と行っているこの研究は,3S projectと名付けて進めている.S:星城,S:Shape memory alloy(形状記憶合金),S:(学)思行である.12/5に大府市産官学連携の会で,そのコルセットも含め,何点かの私のモノづくりを大府市役所で展示をする.

 先日,東海北陸学会が静岡市であった.昨年は,他の学会の招待講演と重なり,参加をしなかったが,何か久しぶりの感覚であった.東海北陸学会は,新人の発表する愛知県学会の次の登竜門という印象を新人の時に持っていたが,会場は若い人ばかりであった.広域な内容のポスターセッションの座長をしたが,質疑応答は活発で有意義であった.

 大学の講義も落ち着いたため,来年のOARSI(シアトル)の抄録を作成してsubmitした.口頭とポスターどちらでも良いとしたが,気持ちはポスターがありがたい.論文作成も今から4月の講義が始まるまでの4か月ぐらいが勝負である.1つは,はじめてOpen accessのジャーナルに先日投稿をした.今は,大古先生と行った膝蓋骨可動性200名のデータの報告とOARSIで発表する内容を論文化する予定である.

 大学は,後期前半が終わり,余裕ができた.ただ,来年も同じ講義・実習をするので,12月中に冊子にまとめ,それを最初に学生に資料として提示するようにしたいと思っている.

 

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