太田進研究室

太田進研究室の日々の出来事やその時に感じたことを記録していきます。また家庭での生活もつれづれに書いていきます.

1月下旬 in 2014

2014-01-29 | 研究室
 研究では,1/20(月)にMR計測の再度の検討を行った.T2mappingという方法で膝関節軟骨の質的評価を今年度行った.今まで,言葉も知らなかったChemical shiftというアーチファクトをどのように最小限にして我々の欲しい情報を短時間で得られるかという点が検討課題である.また,かなり検討してスライス位置を決定したが,ランドマークのみでのスライス決定は,個人差により,切る位置が異なってくる.スライス位置の決定は,ランドマークをきめるものの各面の画像より微調整して,最終的に目標とした絵柄になるようにする必要はありそうである.今回,スライスの方法をかなり細かく決めた.一緒にすべての被験者の計測をして頂いた技師さんも,計測している人の中で私が一番厳密と言って頂いたが,Flexibiityが必要であることが分かった.1/20の再検討を通して,いろいろと得るものがあったが,再度,今後に向けて設定の調整が必要だ.

 先週末には,1つ抱えていたmajor revisionをsubmitしたのですっきりした.月曜日には,JOSKASに抄録を書いて送った.こちらは,関節音で書いた.それらの仕事がひと段落ついたので,OARSIで発表予定の内容で論文投稿の準備をしようと考えていた.しかし,月,火とどうしても筆が進まず,「そうじは前進」の思いで,2日間は学内の仕事と掃除をした.主に文献整理で,かなり不要なものを捨てた.

 そして本日(1/29),OARSIからポスター発表であるが採択の知らせが来た.4月にParisで発表する.はじめてのフランス.楽しみである.本発表内容をベースに新しい論文も午後から書き始めた.現在,学部4年生が国家試験に向けて頑張っているので,私も2月末までを目標に自分に厳しく書き進めたい.ただ,学生とは異なり途中,スキーに行ったりするが.

 また,先週木曜日であるがうれしい知らせとして,足関節背屈制限が膝関節に及ぼす影響をまとめた英語論文がKneeに採択された.以前,他のジャーナルで採択と知らせが来た後に,間違いでしたとしてrejectが来た経験があるので,最初の採択のメールでは信用できなくなってしまった.本日,ジャーナルの出版社(Elsevier)からのいろいろなagreementにチェックをしたので,たぶん良いだろう.

 プライベートでは,娘がスイミングスクールで企画された日帰りスキーに出かけた.他の学年に1名の友達がいただけで,ほかには友達はいなかったようである.それでも,楽しかったようだった.これからもどんどんとイベントに出かけてもらいたい.1月下旬で最も大きな出来事としては,本日,来年度のフットベースボールの監督を頼まれ断りきれず受けてしまったことだ.来年度4月から7月のほぼ毎週土日に練習があるようである.これで,土日には仕事(主に論文書き)は,できそうにない.更に時間を有効に使っていかないといけない.ただ家内には,「きっとムキになってやるよ」と言われている.なお,頼まれたのは家内が子供会の副会長を来年度やることもあるが,秋の町内の運動会で頑張ったことが目に留まったとのことであった.

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