Kantele-Suomiho-Fuga

フィンランドと音楽(カンテレ、音楽療法)をキーワードに!

胃と洋服

2008-11-25 20:40:37 | つれづれ・・・
「このタイトル何?」と言われそう。書きたい内容は「胃と体重と体型と洋服のサイズ」。

昨年秋ごろからの体調不良の原因が<胃>だったことは多くの方の知るところ。12月に救急にかけこむほど悪くなり、1年たった。大騒ぎしたわりには結構お気楽でいたので、それほどひどくはないにしても、懲りずに同じことの繰り返しが二度三度四度。ついに「私は病人。胃の病気もち」を自覚。と同時に実感、食いしん坊にとって胃の病気ほどつらいものはない。食べ物、食べ方に気を使わなければいけないと悟る。そしてその結果は、体重減少というかたちで身体にでる。

久しぶりに会う友人は「ダイエット成功してるわね」(ダイエットなんてしたことないのに)。「もしかして」とデパートで声かけられたのは息子の友人のママ。「一瞬わからなかった、似てるなあと思ったけど。痩せちゃってどうしたの? ダイエット? 病気?」 仕事場の新入職員は「先生ってモデルみたいに細い」(周囲は唖然、ハァ? 私も細いといわれたのははじめて) コンサートに来てくれた開業医の妻の伯母は、帰宅するなり「あんなに痩せちゃってどこか悪いんじゃないの? 大丈夫かしら?」と実家の母にソク電話(あの日は黒のぴったりした衣装を着ていたからねェ・・・)と、こんな具合。

身長164センチ、現在の体重は49~47キロ。もともとベストは56キロ、バリバリ歌っていたときは60キロ以上ないともたなかった。1年前の大騒ぎしたときは4日間何も食べられなくていきなり6キロ減、それから持ち直してそれでも52キロはあったはずなのに、最近またちょっと減少気味の4という数字。脂肪よりごっそり筋肉が落ちたようで、いちばん悲しいのは、歌うために蓄えてあった横隔膜周りの厚み。筒型の声楽体型を自慢していたが、いまや普通に薄っぺらになってしまった。友人曰く、「横から見て普通になった」



何が困るって、まず体力と持久力。同じことが今までどおりに行かなくなってきている。トシのせいもあるかもしれないが、とにかく無理がきかない。それから首周り、鎖骨がくっきり骨ばって目立ち、首にやつれがでる。胸は小さくなり、その下からお臍までは、まるで出産直後のお腹のようにシワシワ。もともと小さめのお尻はさらに小さくなり、パンツ姿はかっこ悪い。他人に裸は見せたくないから温泉旅行はパス。指輪や靴も、サイズこそ変わらないがゆとりの隙間ができてガバガバ。上から下まですべてかわってきているらしい。

そして何より困るのが、洋服と下着のサイズ。2サイズ以上小さくなっているのでもう誤魔化せない。お洒落大好きだから洋服の持ち数はとても多い。仕事着も私服、プライベートときっちり分けているので、おそらく普通の3倍はある。家人の箪笥まで進出し「いいかげんに何とかして」と文句が出るほどで、最近は収納しきれずその辺にかかったままになっている。買いなおしは早速、黒のフォーマルウエアから。これがお高い、3年前に買ったのだって10万はしたのにと泣きながら買い替え。スカートは季節ごとに50枚、上はそれ以上にあるし、パンツも数本、秋冬はブレザーから長めコート、それも薄手から厚手までと、とにかく種類も枚数も多い。あァ、お気に入りのファーつきカシミアロングコートは今や箪笥の肥やし? 

下着はもちろん、スカート15枚、セーター13枚、ジャケット5枚、パンツ3本を購入。大ザル、家計簿をつけない生活でよかった。予算生活をしていたらこんな買い物できない。でもまだまだ足りない。ここまで大がかりになった胃騒動、こうなったらこのままの体型を維持するしかないかも・・・。