Kantele-Suomiho-Fuga

フィンランドと音楽(カンテレ、音楽療法)をキーワードに!

寒~い

2008-11-13 16:28:55 | 季節
先週から急に寒くなっってきた。いきなり1か月先の12月の気温に震える。朝の最低11℃、昼間の最高14℃。寒すぎる毎日・・・。今頃は秋のファッションを楽しむ頃なのに、それをとおりこしてカシミヤのセーターに身を包む。

今朝の富士山は真っ白、朝日に映える。
ふゥ~、寒そう。




もうこんな季節になったのかと、あらためて思う。
これから春まで、寒い朝ほど美しい富士山。

『カレワラ物語』

2008-11-12 22:49:05 | フィンランド
岩波少年文庫から『カレワラ物語-フィンランドの神々』という本が出版された。フィンランドの国民的叙事詩『カレワラ』を読みやすい物語に仕立てたもので、表紙絵は、初代カンテレ(巨大魚の顎の骨で作った)を弾くワイナモイネンと美しい音色に聴き惚れる人と鳥獣木々。



編(訳)者はフィンランド文学の大御所・小泉保氏。担当編集者は、9月のカンテレコンサート(KANTELE from FINLAND) に来場し、いちばんいい席でフィンランドの民族楽器の音色を愉しんでくださった。

対象は中学生以上、もちろん大人にも不足ない内容で、是非多くの方に読んでいただきたいとおすすめする。ただ挿絵が・・・。フィンランドに行くと必ず会いに行く、ガッレン・カレラのカレワラシリーズの名画がある。その前でしばらく佇む私は、カレワラの迫力に欠けるメルヘンチックな挿絵には大いに不満。2代目白樺カンテレだって、もう少しハンサムに描いてほしかった。でも内容は素晴らしいので、差し引きOKということにして読み進んでいる。

『カレワラ物語』岩波書店発行 640円(+税)

ランチはお弁当ごっこ

2008-11-11 22:47:11 | グルメ
今日のお弁当はいつもの3人分。同じシマのPT(理学療法士)×2と私。ふたりともよく召し上がるので、作り手としても気持ちがいい。ひとりずつパックにいれ、お弁当ごっこ! ゆっくり体調回復の私はこの半量で。



ローストビーフ、15種のサラダ、ゆで卵、ひじき煮(なぜかこれだけ和風)。
デザートはオレンジ。
そしてパン2種(フィンランドの森で摘んだベリーとナッツ、レーズン入りと筒型ブリオーシュ)。



おしゃべりしながら、楽しいお弁当タイム。「先生の手料理、美味しい。ワインがあれば最高」とおだてられて、「またいつでも」と即答。美味しいと食べてくれるのが、何よりいちばん嬉しい。
お弁当とおしゃべりでさらにパワーアップして、午後も元気に仕事!

朝も帰りも、ですか?

2008-11-10 20:07:01 | つれづれ・・・
今日の東横線は最悪!

朝。
電車の音がしない。「アレッ?」と下を見ると、駅手前で電車が止まっているし、向こうにはライトが見える。東横線がいちばんこむと言われている時間帯に事故かもしれないと心配。結局ポイント故障だったが、相互乗り入れ線まで含めれば1分間隔の時間帯だから、「とりあえず駅まで行けば何かに乗れる」で出かける。特急も通勤特急も急行もなくすべて各駅、でもそんなに困らなかった。

夕方。
仕事帰り、「人身事故で今止まったばかり」。1時間以上は復旧しないことは何度も経験ずみだから、振替乗車券をもらいに行く。綱島から隣の日吉まで行けば目黒線は動いていることがわかり、バスで日吉へ。今日は自宅駅を通り越して渋谷でサックスレッスンの日。目黒から山手線で渋谷を目指すが、途中で時間切れがわかり欠席の電話をする(今日は練習してたのに!)。でも渋谷で山ほど用事があったのでそのまま渋谷へ、もう1時間はかかっている長旅の末の渋谷だった。帰りはやっと動いた東横線で帰る。

今日はさんざん。東急電鉄のせいではないが、朝も帰りもダイヤが乱れるとは、こんな日は本当に珍しい。ア~、疲れた。



後方茶色のマンションが我が家

アンチョビーソース

2008-11-09 16:55:12 | グルメ
友人に教えてもらったアンチョビーソースを作る。

アンチョビーソース
材 料
アンチョビーペースト 大さじ3
オイルサーディン缶  2
オリーブオイル    大さじ5
パン粉(ドライ)   1/2カップ
にんにくスライス
塩、こしょう

作り方
①アンチョビーペースト、オイルサーディン缶の汁、オリーブオイルをまぜあわせる。
②フライパンにオリーブオイル(分量外)をいれ、オイルサーディン、パン粉、にんにくを加えて、カリカリになるまで弱火で炒める。塩、こしょうで味付け。
③②に①をまぜあわせる。

パスタソース(野菜入り)でもドレッシング(熱々にしてかける)でも、とにかく美味しい、便利ソース! アンチョビーが大好きなので、大量に作ってもすぐなくなる。



クリスマスの微笑み PartⅢ

2008-11-08 21:50:52 | カンテレ
今年も「ひとあし早いクリスマスをご一緒に」で、コンサートを開催する。

<クリスマスの微笑み>
日時:11月23日(日)14時開演
会場:Salon’d TOSHIN
出演:松永り香(朗読)、坂野直人(ギター)、桑島実穂(カンテレ・歌)
チケット:3000円、ペアチケット5000円
ワイン、お菓子つき


この会も今年で3回目。今日は松永さんと打ち合わせをする。松永さんは女優、子育てに忙しい現在は舞台休業中で、朗読を中心に活躍。昨年向田邦子をきいてすっかり惚れ込み出演依頼、大きなお腹で出演してくださった。年があけて、かわいいももんがちゃんが誕生、今日は噂のおちゃめ美少女・ももんがちゃんも一緒だった。

今回の朗読は、太宰治、金子みすず、竹久夢二から。打ち合わせといっても、詳細まで決めずに、どんな形で進行するかのみ。題材のイメージで音楽をどんなふうにかませるか、あれこれ考える。この瞬間が楽しい。松永さんとは本番も2度ご一緒しているので、今回は決めすぎずに臨む安心感がある。カンテレとギターでソロとデュエット、カンテレは小型から大型まで弾こうかと、曲目を思い浮かべる。来週はギターと打ち合わせ、こちらは30年以上のおつきあいだから言いたい放題の意見交換。むしろ忌憚のないシビアな打ち合わせになりそう。

帰りにいつものワインショップで、会でお出しするボジョレーヌーヴォーを予約。今年の味は? こちらもお楽しみ。渋谷はもうクリスマスデコレーション。クリスマスショップをぶらぶら覗いて、早速オーナメントを買った。


寝る子は元気?

2008-11-07 20:09:36 | つれづれ・・・
<不覚にも・・・> にたくさんのご心配をいただき、大いに恐縮している次第。いちばんの薬は、とにかく寝ることだった。おかげさまで、社会復帰。「忙しすぎる!」のお怒りに、喉元過ぎればまた同じ毎日。ちっとも戒めになっていないことを反省しつつ、社会のニーズにお応えする相変わらずの私。

電車は何するところ?

2008-11-05 22:31:01 | つれづれ・・・
昼間の横浜市営地下鉄。仕事場近くの新羽駅から横浜駅までのできごと。

すいている車内にベビーカーが横置きでドーンと2台。子どもたちはお昼寝真っ最中、さてママたちは? 7人がけの席の4人分に足を投げ出し、ケータイ片手に大声で喋っている。そのうちに一人がサンドイッチを食べ始め、もう一人はお弁当箱をだして手づかみでたまご焼き。「エッ?」と思った瞬間、周囲の目もそこに釘付け。電車がこんできたがおかまいなし、お年寄りが立っているが、見ても席を詰めない。「今日はこんでいるわね」と言いながら、食事は進む。そのうちおかずの交換とデザートのりんごまで食べ始める。この人たちに<モラル>はないのかしら? と思いながら、ふと向こうを見ると、私くらいのおばさんがおにぎりを食べている。何、これ! 

私だって電車の中でアメをなめることはあるが、堂々とお弁当を食べるなんて考えられない。電車移動が食事時間に重なったら、その日のお昼は諦めるしかないと思っている。呆れるというか情けないというか、どうなっているのと思う。それとも怒るおばさんの年齢になった私なのかしら? それにしてもひどすぎる。このママたちはこれからどんな子育てをするのか、そして同世代の恥ずかしげもない大口おにぎりに、日本の将来が大いに不安になる。長距離電車ならともかく、すぐそこまでの地下鉄電車での光景に、あまりにがっかりした午後だった。


ブログのコメントから-音楽療法-

2008-11-04 22:06:06 | 音楽療法
<5年後に向かって>(10月30日付) にこんなコメントをいただいた。

「30年前に夫の転勤でメルボルンに滞在していました。当時息子と一緒にバイオリンを習っていた14歳の少年が、将来はミュージック・セラピストになると言って頑張っていました。その頃からいわば音楽療法士の評価は高く、意義深い仕事として認められていました。
日本の音楽療法に関してはsuomihoさんのブログを通して認識を高めましたが、もっと音楽療法士の評価や体制の改善を願い、人数が減ったが為、一部の誠実な、情熱的な先生方にしわ寄せがくるようなことの無いようにして欲しいと願っております。
片寄った医師不足、看護士・介護士不足等、いろいろ問題も多く、高齢者に足を踏み入れた者としては今後生きていくのもしんどい気もいたします。今の日本は目先の利益にとらわれて何か大事なものを忘れてしまったように思われます。
これからいろいろ困難に出会うこともあるかと存じますが、成果もあげていらっしゃるsuomihoさん流のエネルギッシュな音楽を通して、多くの方に生きる力と励みを与えてくださいますようお祈り申しあげます。蔭ながら応援いたしております」

「コメント欄では長すぎて入らないので」と、ohmaさんがわざわざメールで送ってくださった。ありがたいコメントに励まされる。

30年前といえば、私がフィンランドで音楽療法に出会ったのとほぼ同時期。フィンランドでもまだ正式に確立されてなく、教会が運営する施設でカウンセラーや心理療法士によって音楽が取り入れられていた時代。そこにたまたま食住を得た音楽畑の私がお手伝いしたことが、現在の私につながる。アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアなどのキリスト教国は、賛美歌とむすびついて音楽療法が広がったとも言われているし、日本で勉強するまだ機会がなかったあの頃は、ほとんど海外で勉強してきた。

この5年で日本の音楽療法は大きく飛躍した。次の5年はどんな展開があるのか、楽しみでもある。おそらくますます細分化され、音楽療法士の専門領域が明確になると思っている。とりあえずの学会目標「領域に拘らずすべての分野を経験」の時代は終わり、専門性をさらに追求する音楽療法士が求められる。代替医療の一領域とも言われる音楽療法、精進の日々。仕事、楽しみ! 

りんごと格闘?

2008-11-03 18:37:48 | グルメ
お菓子にぴったりの紅玉をたくさんいただいた。最近素材のいただきものが多い。先日も「あんずをいただいたのでおすそ分け。ジャム作らない?」。友人たちの「・・・をいただいたからおすそ分けね」は必ず「何か作って。作品にして」の意。つまり「完成品にして食べさせてェ~」と届けてくれるわけ。

さて紅玉は3日のうちに2人の友人から、それもド~ンと40個。お付き合いの長いひとりは「あなたのアップルパイが美味しい」、もうひとりは「お菓子に使って」とそれでも控えめなリクエスト。ハイハイ、わかりました。

まずりんごを煮る。まさかまるごと煮るわけではないから、皮をむいて薄切りにし、それからホーロー鍋でじっくりお砂糖だけで煮る。朝4時からほぼ2時間(その間にお風呂、身支度、朝食とお弁当準備)の作業だった。そのまま放置して、夜遅く帰宅してからケーキ作り。


<アップルパイ>


そして友人に届ける。「いつもありがとう」 この笑顔に次回も頑張る!



<りんごケーキ>


ラッピングして宅急便でお届け。


りんごの季節は始まったばかり。今日も青森のりんご農家にお嫁に行ったばかり仕事仲間から「りんご送るね」と電話、「ケーキ作ってェ」。そういえば彼女は私のケーキの大ファンだった。

不覚にも・・・

2008-11-02 14:27:11 | つれづれ・・・
体調不良、それも大事な夜に。

昼間は平気だったのに、夕方近くに胃が重くなり、「なんだか、変」。でもとにかくでかけようと、とっておきの薬をのんで待ち合わせ場所へ。途中「やっぱり、変」というか悪化しているような気がしてきた。

この日はコンサート。いつもと違うジャンルでやっと手に入れたチケット、とても楽しみにしていた。そしてコンサート前に美味しいイタリアンのはずが、「私は食べない方がいいかも・・・」と結局お相手は素早くラーメン。とにかく悪化を転げ落ちる気分で、「気持ち悪い~」とトイレにかけこみ。思い切り楽しむところまではいかなかったが、インパクトのある音楽をBGMにウツロウツロ・・・。でもやっぱり途中で「帰ります」。帰りのタクシーはほとんど寝ていた。

「どうして今夜なの?」とわが身を責める。結局、昨12月の胃事件 と全く同じ症状で、飲まず食わず(激痛だから飲めない・食えないのほうが正しい)の2日間。ずっと気をつけていたのに、突然どうして・・・。でも振り返ってみれば超忙しかったこの2週間、睡眠時間3時間の毎日だったから、知らないうちにきっと身体に負担がかかっていたと反省。ずっと今まで<病気>とは無縁だと思っていたが、こうなると<胃の病気>を意識。そして私には存在しないと信じていた<疲れとストレス>が原因らしいので、気をつけようと言い聞かせる。



このコンサートはメモリアルコンサートだったから、本当に悔やまれる。リベンジコンサートってありかしら?