Kantele-Suomiho-Fuga

フィンランドと音楽(カンテレ、音楽療法)をキーワードに!

一夜あけて・・・

2007-07-30 21:22:40 | つれづれ・・・
参議院選挙結果は誰もが予想したとおり、自民大敗。この結果で日本は変わるのか? 当選した人は「生活者の視点として年金は、教育は、福祉は、生活は・・・」と嬉々としてインタビューに答えていたが、そう簡単に変わるわけではないことは承知している。でも確かに<風の流れは変わった!> 今日も仕事場の高齢者施設では平均年齢80代の皆さんが、「これからの日本に期待する。若い世代に期待する」と口々に言っていた。

そう、喜ぶべきことは、平均年齢がさがったこと。国会議員というと、世間ではとっくに定年引退している年代がのさばっているという現実。某総理大臣経験者はなんと90は目前らしい。インタビューを聞いていると口元があやしい、もっとしっかり日本語しゃべろうよ! だいたい生活者として世の中の動きを察知できない世代の男性が国会で議論してどうする? と思っていた。たとえば私がずっと支持していた<夫婦別姓>、自民党のおじさん議員の猛反対で否決、「なにこれ!」 だから「女は子どもを産むマシン」と平気で言ってのけることになる。

でも今回の選挙で、少なくとも参議院は中堅世代が当選し、今を生きる世代が活躍することを期待している。物怖じしない元気な30代、40代前半、元気に向かっていこう。でもちょっと不安も、ネット株をやっている息子は「まずい、自民党大敗で株が下がる」(エッー、私も無理やり投資させられた)、私は「円が弱くなってユーロが高くなる」。

選挙速報を見ながら、「私を議員にしてごらんなさい、絶対むいている!」と言ったら、家族は「確かに。でも年齢的にちょっと遅かったね、あと5年早ければ公募でいけたね」とあっさりかわした。残念・・・