令和6年9月1日(日)
パラリンピック・パリ大会が始まりました。パリでは過去3回の五輪が開催されてきましたが、障害のある選手の大会であるパラリンピック大会が開催されるのは始めてだそうです。
前回の東京2020パラリンピック大会が開催されたことに関し、オリンピック・パラリンピック大会全体を通じての評価として、東京2020組織委員会の橋本聖子会長が大きな成果を上げられたことについて熱く語られたことを思い出します。
その内容は、パラリンピックでは、皆さんの圧倒的なパフォーマンスに、心が震えました。確固たる信念と、強い覚悟という土台の上に、幾重にも努力を積み重ね、決して自らの限界を作らない姿を見ました。皆さんが歩んできた、長く険しい道は、まっすぐに、そして重く、私たちの心を揺さぶりました。パラリンピアンの躍動は、私たちに届けられたメッセージです。その姿に、多くの人が、ここから何かを始めようと思いました。私たちはたくさんの気づきと、自らを見つめ、未来を創造する力をいただきました。
私自身も、ボッチャの杉村選手をはじめ、多くの本県関係者の活躍ぶりと、オリンピックにはない種目に注目しました。また、今回のパリ大会でも活躍を期待し、応援しています。
東京2020パラリンピック大会のレガシィは、本県においても障害者スポーツ振興として着実に前進しています。
スポーツを通じた共生社会実現に向けた取組をより一層進めるため、障害の有無に関わらず、様々な人々が個々の力を発揮できるようになるという「当然あるべき」社会の必要性が再認識されています。
本県では、「静岡県スポーツ推進計画」に基づき、スポーツを通じた共生社会の実現のため障害者スポーツの振興に向けた取組を行っており、障害の有無に関わらず、いつでも、どこでも、誰もがスポーツを楽しめる環境を創るために、令和4年度以降、「静岡県パラスポーツ推進協議会」や「ふじのくにパラスポーツ推進コンソーシアム環境整備ワーキンググループ」において、障害者スポーツの活動拠点の在り方について検討が進められてきました。
私も、昨年度は副議長として「ふじのくにパラスポーツ推進コンソーシアム設立総会」や「静岡県障害者スポーツ大会(わかふじスポーツ大会)」に出席し、公私ともに障害者スポーツへの関心が高まっています。
もっと身近なところで、障害者スポーツが普及できるよう、様々な支援を含め、今後もしっかり取り組んでいく必要があります。
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