令和6年5月7日（火）
この連休中は地域行事がコロナ禍前のように復活し、各地のイベントに訪れました。また、9日から始まる県知事選挙に向け、県内各地では候補予定者やその支持団体のなどの動きが活発化していました。私も久しぶりに街頭に立ち演説を行うとともに、様々な集会などでも知事選に向けた思いを伝えています。
（久しぶりの街頭演説）
近年、どの選挙も投票率が低迷し、大きな選挙では必ずと言っていいほど、政治不信が高まるようなニュースが事欠かず、有権者の政治に対する期待は縮小しています。今回の知事選は短期決戦でもあり、その気配は強く盛り上がりに欠けています。
しかし、街頭演説や集会などに行くと、有権者の反応が決して政治に対する無関心やしらけでないこともわかります。
例えば、特に前触れもなく行う街頭演説を聞いていただける方には、演説後に近寄ってきて感想を伝えてくれることもあり、県政に対してどのように感じていたかは、率直な意見が聞けました。特徴のある知事が県政の舵取りをしてきたことで、その印象が強く残っているらしく、これまでの成果、特にその功罪についても冷静に見ている意見は参考になります。その後に、今後の県政運営に何を期待するかも述べていました。通りすがりの方の率直な意見は、支援する候補予定者にもしっかり伝えていきたいと思います。
集会の中には暗にその目的などを事前に伝えてある場合もあり、会場内の盛り上がりは特別なものがあります。その場の盛り上がりを額面通りに受け止めず、その参加者を通じて世間の雰囲気がどうかを聞き出すことも重要です。
むしろ、短期決戦となれば世間の動きをリアルタイムに知ることこそが重要と考えています。先日の集会では、私のような候補予定者に近い立場でつかみにくい情報をいただき、大変参考になりました。
選挙では、政策論争が最も重要であることは間違いありません。そのことを意識しつつ、泥臭い活動、草の根的な活動こそが目的達成に必要であることを肝に銘じ、候補予定者本人だけでなく、その周囲の支援者の動きが勝敗を決めていきます。
