鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

県知事選終盤へ

2024年05月22日 | 議会活動
令和6年5月22日(水) 

 静岡県知事選挙は終盤を迎えました。先週末は最後の休日で、私の支持する候補者が地元に入り、終日、応援に駆けつけました。

 選挙は告示日までが勝負と言われるなかで、今回は選挙日程が決まってから告示日まで、かつてないほど短く、各候補とも投票日までが勝負となります。見方を変えれば、告示日以降の毎日が票の動きに変化があり、選挙運動量もさることながら、候補者の発信する言葉に揺れているようにも感じます。候補者の言葉、すなわち政策論争と捉えれば選挙への関心が高まりつつあるとも考えられます。

 選挙運動の時間的な制限や全県下を選挙区とすることから、候補者が有権者に直接届けられる声は多くありません。支持者達が候補者の代わりになってその思いを届けることや、法的に認められた配布物を渡すなど、間接的に政策を伝えることの方が多くなります。
 いずれの方法であっても、有権者が関心を示してくれなければ意味がありません。その反応をいかに得るかは、選挙運動の肝になります。

 週末の選挙応援では、その現場にいない方から貴重な意見がメールで届きました。その内容は、立候補者のチラシを見た感想で、どの候補者にも、「こども」「福祉」「女性」のキーワードが見えてこない。周囲の人たちも同様に感じているようで、浮動票の行方に参考になるのではとの意見でした。

 選挙になると総花的な政策が多くなり、内容が乏しくなりがちです。それを詳細に伝えようとしてもボリュームが増えすぎて不評に繋がり、折り合いを付けるのは簡単ではありません。

 有権者から届いた反応や貴重な意見は、その都度、丁寧に返していく姿勢が大切だと考えています。果たして、投票日までにその声を真摯に受け止め、候補者の考えを届けることができるのか、あまりにも短い選挙期間ですが、候補者を支える周囲の努力も必要です。
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