GOVAP便り

プノンペンからモンドルキリに、その前はTAY NINH省--AN GING省--HCM市GO VAP

Honda AX-1

2011-08-09 01:43:46 | 買い物
2年前に新車で買った中国製KTM150も恐ろしいほどの粗悪品でしたが、プノンペンで買ってしまったホンダAK-1の中古も毎日エンストに泣かされています。アクセルを戻す度にエンスト。プノンペンの市街を出て信号のない郊外を走るには快適ですが、市街を抜けずに郊外にでることもできないわけだし。渋滞やノロノロ走行時はとてもストレス。

そもそもこの水冷250ccエンジンというのに欠陥があるのでは、と思えるほどのエンスト振りで、クラッチを切らずにギアが入った状態でもエンストするのには驚きました。一度だけですが、タイヤがロックしてしまい慌ててクラッチを切りました。

たぶん20年ほど前に発売されたバイクだと思います。輸入関税を調べてみるとアセアン域内からのバイク輸入で125cc以下なら5%。しかし125ccを超えるとそれよりも高く尚且つ特別税が35%加算され、日本からの輸入となると更に高率の税率のようです。

そんなわけでホンダSL230などの中古は2,800ドルが相場。
購入予算との差を埋める手立ても思い浮かばず、バイク屋のオヤジの「保障する」との言葉に乗せられて走行距離5万7000kmのAX-1を1,300ドルて買ってしまいました。

しかし、バイクを引き取りに行った帰りにガソリンスタンドで給油した途端、バッテリーが上がってしまってエンジンが掛かりません。キックスタータも付いてないので為すすべもなく、店に電話して迎えに来てもらいバッテリーを新品に換えてもらいました。

見せてもらった輸入時の関税支払書類はボロボロだったのでかなり長い間店で眠っていたバイクのようです。前にも外国人に売ったバイクで、その客は殆ど乗ることなく家に置いたままだったとか。普通に走るバイクに乗っていたら乗りたくないと思うのが当然とも思えます。

中国製KTM150に乗ってたお陰と言うべきか、それでも走行時のストレスは遙かに少ないとも感じてます。50km/hを超えただけでの車体の振動もないしギアの入りもスムーズ。エンジンの大きさの違いはあるとしても加速性能は格段の違いです。オイルの漏れはあるものの洩れる量はわずか。

2年足らずでディスクブレーキの故障2回、後輪の軸受けベアリング破損を経験した中国製の新車を思い出すと、20年前の中古でも日本製というのを実感します。やはりここでも1,000ドルを切る中国製バイクが売られていましたが懲り懲り。





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