きちんと息を吐く。これが腹式呼吸のコツです。下っ腹に力を入れて、お腹をグッと引っ込ませて、ギリギリまで息を吐く。これができれば、きちんと息を吸うことも自ずとできるようになり、結果として正しい呼吸ができるようになります。
呼吸と言うと、「酸素を取らなきゃ」という意識が働きがちになり、息を吸うことに集中する人は多いと思います。しかし、正しい呼吸をしようとするときには、息を吐くことにより集中したほうがいいかもしれません。
人間、生きようとしている以上、息を吐けば、自然と息を吸うようにできています。そこで意識すべきは、過剰に酸素を取ろうとすることよりも、体内の不要なものをきっちり出そうとすることです。きちんと吐き出していれば、真に得たいものは、自ずと得られるようになる。この考え方は、呼吸に留まらず、全てに通じるものです(例えば、「欲するものへの心持ち」等参照)。
まぁ、そんなややこしいことを抜きにして、ちゃんと腹式呼吸ができていると、ダイエット効果もあるし、肝っ玉も据わるようになりますよ。
ダイエットの効果については、今後期待します。