胃がんの早期発見には、バリウムを胃粘膜に塗りつけて撮影していく胃透視があります。
検診胃透視では、胃全体を限りなく盲点なく撮影しなければなりません。
新・胃X線撮影法のガイドラインには、「前壁撮影時には枕をみぞおちあたりに敷いたりし、胃を押さえ胃形を矯正して撮影すること」とあります。
このガイドラインは、少しずつ全国に普及しているようです。
しかしながら、まだまだ満足のいく写真を撮影できていないところがあると聞きます。
いまだに枕を入れずに前壁撮影を行っているところがあると聞きます。
これでは、前壁撮影を広い範囲で描出することができないことが多いため、見落としに繋がってしまいます。
つねに、自己の写真の質を追い求める、より良い画像への意識を持ちたいものです。
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お忙しいところブログへのコメントありがとうござまいます。
今だに枕を使用していない施設があることを聞くと残念でなりません。
さて、話は変わりますが、前庭部小彎の病変集計はいかがでしたか??
私は参考になるのは、がん、ポリープ、びらんのわずかに3例でした。
たけさんの熱い口調には毎回、大変感動します。また機会があれば講演を聴きたいですね。