こんばんは。今日は胃がん検診の現状についてです。
胃がんの早期発見には、透視観察の併用が大切であると繰り返し話していますが、現場ではなかなか浸透しないようです。
今日は、ある技師さんの言葉を聞いた内容を紹介します。
それは・・・。
①「ルーチン撮影をきちんと撮影すればそれで良いのでは??」
②「診断をつけるのは医師だから、技師はきれいに撮りさえすれば良いのでは??」
③「写真上に写っているのだから、技師の追加撮影なしを責める前に、読影する者に責任があるのでは」
みなさんはこれらについて、どう思いますか??
確かに胃透視は、CTやMRの画像診断と違っているような点があるのが、気になります。
胃がんの早期発見には、透視観察の併用が大切であると繰り返し話していますが、現場ではなかなか浸透しないようです。
今日は、ある技師さんの言葉を聞いた内容を紹介します。
それは・・・。
①「ルーチン撮影をきちんと撮影すればそれで良いのでは??」
②「診断をつけるのは医師だから、技師はきれいに撮りさえすれば良いのでは??」
③「写真上に写っているのだから、技師の追加撮影なしを責める前に、読影する者に責任があるのでは」
みなさんはこれらについて、どう思いますか??
確かに胃透視は、CTやMRの画像診断と違っているような点があるのが、気になります。
だからこそ透視中にバリウムの流れの観察をしっかりと行い、できるだけ検査中に所見を拾い上げ、的確な追加撮影を行い画像上にそれが何なのかを表現することが重要なのです。それは明らかに撮影担当者の責任であり、読影医の責任ではないと思います。
少しきつい言い方をすると、上の様な発言をされる方は、自分の不勉強を露呈しているようなもので、これからもずっとこんな考え方が蔓延しているようであれば、胃透視は衰退の一途を辿っていくと思われます。
「誰が見てもどこにどんな病変が写っているのかが判る画像を撮る」それが消化管撮影に携わる技師が今後目指していかなければならないところではないでしょうか。
実際の検診現場では、前処置の時間もないため、バリウムの付着過剰や不良に見舞われることも少なくありませんよね。
そこを撮影者が、病変に対してあるものはある。というふうに撮影することは大切ではなかろうかと思います。
確実に読影できる写真を提供することが我々の業務と考えます。
なかなかうまくはいきませんけど。