バリウム日記 がんの早期発見をめざして

医療に関する話題提供をはじめ、日々学んだことを配信できればと思います。

はじく。溜まる。

2009年07月06日 | 早期胃がん発見 Point
こんばんは。
先日の研究会、お疲れ様でした。

私は透視動画を用いて、透視のルーチンと症例を交えての病変発見ポイントを話しました。

胃透視を習ってから常々思っていたこと。
それは、教科書ではここを見る。ここにバリウムを流す。
透視を良く見よう!!と書かれていますが、具体的にどういう所見を見ればよいのかがあまり書かれていませんでした。

透視をみていて、隆起はバリウムがはじく。陥凹にはバリウムが余分に溜まる。溜まったあとも周りと比べてバリウムが残りやすい。
こういったことをもっと浸透させていくことが、早期発見に繋がるような気がします。

普段からはじきと溜まりを意識して透視している人はごく一部ではないでしょうか。
少なくとも私の周りには、そのような人が多い

くれぐれもポジショニングだけの透視にならないようにしましょうね。



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2 コメント

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はじめまして (アンブレ)
2009-07-07 00:34:33
はじめまして。

私は放射線技師4年目となります、関東地区総合病院勤務の者です。

最近貴殿のブログを拝見させていただき、大変趣溢れる内容で、検査に対する情熱が伝わる内容と思いました。

この度、胃透視に携わる業務への配置転換となりまして、何か参考にさせていただけたらなぁと思いまして、ご挨拶させていただいたしだいです。

当方が勤務いたします施設には、通常の外来放射線部と、検診専門の部門(胸部、胃透視、骨密度、出張検診)があります。2週間前に配属され、日々、新たな分野で奮闘しております。

これからもちょこちょこブログの方はお邪魔させていただきたいと思います。

よろしくお願いします。
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胃透視はやりがいあります。 (すきくぴ)
2009-07-07 22:08:23
こんばんは。そして初めまして。管理人すきくぴです。
ブログを見ていただきありがとうです。

胃透視は検査技術に多分に左右される検査といえます。
しかし、逆に撮影者の力量しだいで早期発見を可能とします。
大変、やりがいのある仕事といえます。
少々、熱い話しとなりましたが、今後もよろしくお願いします。

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