バリウム日記 がんの早期発見をめざして

医療に関する話題提供をはじめ、日々学んだことを配信できればと思います。

今度は前庭部大彎に胃がんか

2015年09月10日 | 胃X線を受診される方へ
こんばんは、すきくぴです。
今日も朝から胃X線検査の業務でした。
検査2人目の方は、前庭部大彎に辺縁ニッシェが2つくらい確認できました。
胃X線検査に従事している方でしたら、ご存知かと思いますが、前庭部大彎を正面視することは難しいです。うつ伏せで検査台を逆さまにし、そのまま右を下にしてもらう体位ですが、検査台から落下する危険があります。
バス検診だったため、遠隔でしか検査台を操作することができないので、このたびは、圧迫枕使用による腹臥位圧迫撮影と、辺縁を描出する撮影を試みました。
腹臥位圧迫撮影では、0-Ⅱcを思わせるような所見が現われましたが、病変を正面視した撮影ではないため、細かな読影は困難です。
しかしながら、検診ですので、最低限の拾い上げができたと思います。
施設検診ならば、近接で撮影できるため、うつ伏せからの検査台を逆傾斜させた、右下側臥位を試すのですが。
今日も早期発見に努めたすきくぴでした。
明日も頑張ります。


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