バリウム日記 がんの早期発見をめざして

医療に関する話題提供をはじめ、日々学んだことを配信できればと思います。

まっ白い便とは限らない

2008年09月30日 | 胃X線を受診される方へ
一時期、当センターにバリウム便についての問い合わせが数多く寄せられました。

中でも1番多かったのが、白い便が出ないのですが! という問い合わせでした。


それについての答えなのですが、

実際には検査中に飲む白いバリウムがそのままの色で排泄されるわけではありません。

食べたものと混ざることもあるし、わずかながら排泄しきっていないものと混ざれば当然、真っ白ではないと思います。


また少しずつバリウム便が排泄されることもあれば、ある程度まとまって排泄されることもあると思います。



ここでのポイントです。



バリウムがすべて排泄されたかどうかのひとつの目安は、普段から出る糞便に戻ったかどうかだと思います。

バリウム飲む以前と変わらないようなら、排泄しきったと考えてよいと思います。


とはいっても例外はあるかもしれません・・。体調がすぐれない場合や気になるなら、すぐに掛かり付けのドクターのところへ相談していただきたいと思います。


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