バリウム日記 がんの早期発見をめざして

医療に関する話題提供をはじめ、日々学んだことを配信できればと思います。

早期胃がん症例集、特に陥凹型

2008年10月27日 | 早期胃がん発見 Point
2cがわかる80例早期胃癌診断のエッセンス

医学書院

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ついに「Ⅱcがわかる80例」を購入しました。
この本はとにかくすごいです。

術前のバリウムの写真が主なのですが、とにかく写真がきれいです。
私たちのような集団検診に従事している人間も大いに勉強になる書籍だと感じます。

実際に自分がルーチンで撮影する時、この症例があると仮定した時、発見タイミングはどういうときか!?
またどういうバリウムのはじきやたまりとなって現れるだろうか!?
と自分に置き換えながら症例をみていくわけです。
こうすることで日々の発見能力が磨かれていくものと思います。


掲載されている写真は術前のX線写真だけではありません。内視鏡写真や手術標本もあるので、一つ一つの症例をじっくりと対比することができます。
それを80例も一冊の本でできるので大変すごいことだと思います。



もう一点、この書籍の魅力について!!

実際には掲載されている胃レントゲン写真は80例を超えています。
ところどころに参考写真いわゆる類似症例を載せてあるため、トータルでは100例以上なのではないでしょうか。


早期胃がん特に陥凹型である0-Ⅱcの写真をみたいという人はお勧めの書籍です。

症例写真を見るのが好きな人は絶対にお勧めです!!

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