村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

いよいよ私の番が来た

2019年09月08日 | Weblog
田んぼがやわらかくてバインダーが入らなかったので・・・
手刈りでの稲刈りだったが・・・
2~3日天気が続いたお陰でバインダーも入るようになった・・・
いざ・・・バインダーの出陣・・・
昨日、今日でわが家の稲刈りも終わり・・・の予定だった・・・・

バインダーで・・・4~5束の稲束を刈り進んだと思ったら・・・

刈り取り結束の部位が動かなくなった・・・

バインダーの結束部分は、複雑な構造になっているので素人には修理も無理である・・・
農機具屋さんに持っていっても・・・
結束部分の不具合のあるバインダーの修理はほとんど治すよりも新規購入を勧められる・・・

いよいよ私の稲作暦も終わりを覚悟しなければならなくなった・・・
春には、耕耘機のロータリー部分が故障して修理に出したが・・・
製造から16年経っている農業機械はメーカーも部品の供給が難しいそうである・・・
供給されても高額な代金がいるらしい・・・

耕耘機とバインダーを新しくするには・・・また投資が必要である・・・
80歳まで後2年となった今の私には・・
稲作を続けられる年数は限られている・・・・

集落内の稲作農家の先輩のHさん、Yさん、Kさん、Aさん,Kさん、その他幾人かは、80歳を迎えられてから、ほとんど稲作を止められた・・・

高齢となって、農業機械が壊れたら、それを機会に稲作を止める人は多い・・・
いよいよ私も番が来た・・・

昨夜は、稲作を止めた後の身の処し方をいろいろと考えると・・・寂しさもまじり・・
感傷的になって眠られなかった・・・
スポーツ選手の引退会見を俯瞰的に見ている感じである・・・

今年で最後になるかもしれない、手刈りでの稲刈りを楽しんで置こう・・・


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