ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

お子様の幸せを願って、メール、スカイプでの相談、面談を行っています。是非ご利用ください。

教室掲示

2007-07-11 | 育児
 全員の作品を掲示してある教室をよく見かける。どの子も大切にされているように思うが、本当だろうか。例えば、習字の作品を貼ってあったとしよう。自分の字に自信のある子は、他と比較しても自慢できるであろう。しかし、自信のない子にとってみれば、いやなものである。それよりも素晴らしい作品を何点か掲示した方がよいのでは?子どもたちがあこがれる作品を教室に用意してはどうだろう?
○習字
 形が整っている字、力強い字、
 努力が目立つ字(前と比べる。前回、今回と2枚用意する。)など
○絵画
 主張が分かりやすい絵、色遣いがうまい絵、楽しさが伝わる絵など
○ノート(各教科のノート、家庭学習ノート)
 分かりやすくまとめてあるノート
 自分の考えをうまくまとめたノート
 勉強の仕方が分かりやすいノート
 努力の成果が現れるノートなど
○姿(デジカメ写真で)
 掃除の姿
 授業中の学ぶ姿勢
 仲良く遊ぶ姿
 係活動などで一生懸命に取り組む姿など
 教室に頑張っている子どもたちの姿で一杯にする。誰でも得て不得手があるが、得意な分野を見つけたり、伸ばそうとする姿を多く教室に掲示したい。自分のよさを仲間に紹介できれば、自信にもつながる。そんな教室掲示にしたい。

テスト

2007-07-10 | 育児
 テストをしたら、すぐに結果を知りたがるのが普通だと思う。結果をすぐに知らせることで、テストした内容についての関心も高く、理解が進むことを考え、できるだけ早く子どもに返したい。私は、テストを終えた後に答えを話すようにしている。自分で自分の力をその場で知ることが一番力になると考えている。そして、至らないところがあれば、「おうちで繰り返し勉強しておくといいね。」などと話しておくと、必ず家庭学習で取り組む子が出てくる。
 この取り組みを繰り返すことで、子どもは失敗したら次に何をすればよいのかが身に付くと考えている。

子どもを見て話す

2007-07-09 | 育児
 子どもを見て話している時、「どの子も私の話を聞いているかな?」と、聞き手を意識しているか、いないかによってかなり子どもたちの聞き方が異なってくる。
 若い頃は、こちらの言いたいことを言うだけで精一杯で、なかなか全体が見えず聞き方のよい子どもだけを見て話していたように思う。 
<聞かせるために心がけていること>
・話す前に全員の聞く姿勢を確かめる。(ここに個人差が出る。5秒待つだけでもかなり違う。)
・聞く姿勢のよい子どもを捜して褒める。(感謝を伝える。)
・話をしているとき、顔の向きを変えながら端から端まで見渡す。
・子どもが聞きやすい目の高さで話す。
・自分の話し声以外の音に耳を傾ける。(椅子の動く音、鉛筆の音、手なぶりをして出る音など)
・音が聞こえたら、話の途中でも止める。
・どの子にも聞こえる声の大きさになっているかどうか子どもの反応を見ながら話す。
・内容が理解できているかどうか、分かってうなずく子、困って目を細めたりしている子など子どもの反応を見ながら話す。
 子どもの聞く姿勢は、教師の話す姿勢によって決まる。

スポーツを通して培われたもの

2007-07-08 | 育児
 1年ぶりのバレーのOB会。毎年顔を合わせる仲間。教員、会社勤め、消防署職員、農協職員、大学教授、自営業、年齢も違えば社会へ出てからの仕事も違う仲間。同じ師を通してつながる仲間。それぞれ異なる人生を歩んでいるが、誰もが輝いている。バレーを通して、倒れても立ち上がる粘り強さや仲間への思いやりを学んだことが今を支えている。若いときの体験は、人の生き方を作っている。スポーツでは、それが顕著に表れる。
○柔道、テニス、剣道などの個人競技を続けてきた人→自分に厳しくなる。(自主性を重んじる)
○バレーボール、野球、バスケットボールなどの集団競技を続けてきた人→思いやりを大切にする。(連帯性を重んじる)
 私には、教員の生き方を見ているとそんな生き方が見えてくる。

仕事の効率2

2007-07-07 | 育児
 仕事の効率を上げる方法として、自分の仕事の見直しが時として必要な場合がある。特に担任をしていると子どものためと考え、よりよくしよう思うあまり仕事を増やしてしまう。始めた仕事は、どの仕事も価値のある仕事で切ることはできない。しかし、見方や取り組み方を変えると増やした仕事でも取り組みにかかる時間を変えることができる。
○点検・・・すべて教師がすると時間がかかる。
 →点検の基準や方法を明らかにして係に任せたり、自分で点検したりできるようにする。
 →点検がうまくできているかを時々確認をする。
○答え合わせ・・・すべて教師が回収し、○をつけると時間がかかる。
 →子ども自身でできるようにする。(自学を目指す)
 →間違いがないか回収後に確認し、点数をつける。
○日記・・・子どもとのコミュニケーションの1つと考えると返答の記述に時間がかかる。
 →表現力を高めるためと割り切り、課題に合わせて返答する。(但し、コミュニケーションは別の方法で考える。)
○掲示物・・・全員の作品を掲示すると時間がかかる。
 →素晴らしい作品のみの掲示とする。(その代わりに掲示の種類を増やし、全員が掲示されるよう機会を増やす。)

基礎基本は

2007-07-06 | 育児
AEDの講習に行った。4時間たっぷりの取り組みでやや疲れ気味。講義の後、場を想定しての訓練。
 「デパートで突然倒れた高齢者」「プールで水泳の授業中におぼれた8才の女の子」「職員室で倒れた同僚。AEDがすぐ側にある」いろいろ条件が異なる場合に合わせて対処する。この時役に立つのが講義の内容。
 基礎基本を徹底するとよく言われるが、応用するための土台となっている内容かどうかがとても重要だと改めて感じた。基礎的基本的な内容をどのように使うかは、使う側の問題。ここには思考を巡らす知恵も必要となる。それを使いこなせるかどうかは、条件を変えた繰り返しの回数しかない。ちなみに今日AEDの講習で学んだ基礎基本
・AEDは心臓を通るように体の真ん中に電気を通す道具(状況によってすることや貼る場所が変わる・・・ペースメーカをつけている、張り物がある、体毛が濃い、濡れている、金属がある)
・人工呼吸2:心臓マッサージ30
・AEDの音声指示に従うこと

仕事の効率

2007-07-05 | 育児
 すべき事が増えるとこんなたくさんのことができるのかと思うこともある。しかし、不思議なことに仕事が少ない時と比べて次の仕事にかかり始めるまでの空の時間が短くなる。効率よく仕事をしようと知恵を絞りながら仕事をしている。充実感を感じる分、仕事をした後の疲れも相当ある。だから休養が必要なのだろう。夏休みまで残り少なくなってきた。すべき事は、今がピークかもしれない。お互いに効率よく仕事をして、この時期をうまく乗り切りたい。

所見

2007-07-04 | 育児
 通知票の所見をそろそろ書かなければならない時期になってきた。できるだけ一人の子を広く捉え、保護者が納得できる所見を書くように努力をする。しかし、多人数を相手にしているとなかなかそうはいかない。観点を決め、その面からどの子も捉えて所見を書くことが多くなる。また、その方が説明もしやすい。
 通知票は、その子のよさを伸ばしたり、可能性を引き出したりするために保護者にも理解をして頂き、一緒に子育てをしましょうという構えを作って頂くためのものであるから、その子をどのように捉えているかは保護者からするととても大切な所見である。
 一人一人をじっくりと見つめ、何を伸ばしていけばよいのか、きちんと責任をもって書きたい。同じような所見の内容を見るたびに本当にその子にとって役に立つ所見なのだろうかと心配になることがある。その子らしさが光る所見を書きたい。
○その子らしさを
<行動に現れる>
 どんな時にどのような行動をするのか。
  ※その子の特徴的な行動なのか。
<能力として現れる>
 できることとして見ることができる。
  ※できることはたくさんある。それが一番伸ばしたいことか。
<考え方として現れる>
 言い方や行動の仕方にパターンがある。
  ※くせとなっていることが光ることとして捉えているか。
○所見の言葉に現す
・進んで、さっと、意欲的に、自ら
・根気強く、最後まで、粘り強く、こだわって
・気遣いながら、気にして、助け合って、協力して、やさしく 思いやって
・元気よく、活発に
・素直に がまんして 乗り越えて
・~を大切にしながら
・勇気をもって 挑戦して 諦めないで 負けないで
・~を守って 責任をもって、忘れることなく、きちんと
・~を考えながら 工夫して
・確実に 正しく 間違いなく 
・よりよくしようと 伸ばそうと 力をつけようと
 ほんの一言の中にその子らしさが見えてくる。子どもにとって一生に残る大切な通知票に心を込めることがその子にあった言葉を生み出す。

夏休みに向けて

2007-07-02 | 育児
充実した夏休みを送らせたいと誰もが思う。これには、ゴールを明らかにすることと模擬夏休みを利用することが大切だと思う。
<ゴール>
 夏休みを終えたとき、どんな作品ができあがっていればよいのかを明らかにする。具体的になっていること。
例 ノート40ページ、仕上がった作品の予想図、目標となる記録とそれまでの歩み(グラフや表)  
 ※実際に仕上がったときのノートやファイル、作品の材料などを持ってきて紹介できるようにする。(仕上がり具合を友だちと比べることで自分の作品の質を上げようと頑張る子が増える。)
 ※めあてやすることだけを決めるだけでは、できない。
 ※高学年ならば、作品を仕上げていくための計画表も一緒に持ってこさせる。
<模擬夏休み>
 実際の夏休みの生活と同様に土日を利用して1日を過ごし、自分の計画がうまく行くかどうかを確かめる。計画に無理があれば、計画を立て直す。
 ※子ども任せにしないで学校にもってこさせ、点検をする。
 ※取り組んだものをもってくるとお互いに刺激になる。
 ※失敗を取り戻せるように2回ほど模擬夏休みを作るとよい。

自分の身は自分で守る

2007-07-01 | 育児
 夜、地域の交通安全協会の会合があった。地域で子どもを守るために交通安全協会の方やPTAの方々が横断歩道に立っていただいている。感謝しなければならない。1日15日に横断歩道の付近に立ち、安全に横断させようと横断旗を出し、車を止めて横断させる方々の姿を見るときっと「ありがとうございます。」と感謝の気持ちを伝える教師が大半だと思う。しかし、これで子どもは自ら身を守る子どもたちになるのだろうか。
 横断歩道の渡り方を身につけることこそ子どもにとって大切なことではないだろうか。子どもが横断歩道を渡る前に横断できるかどうかを考え、判断し横断できるようになることが大事である。横断歩道で安全に渡してくれるやさしい地域の人ではなく、旗を出す前に「この子の横断の仕方は正しいだろうか。」と行動の仕方をよく観察し、不足であれば指導をしていただく厳しい地域の人になってもらいたいと思う。1日、15日は、子ども自身が交通安全に気をつける意識を高める大切な日と捉え、支援の仕方を考えて欲しいと協会の方々にお願いをした。