社会見学などをするとき、昼食を「好きな子同士で食べたい。」と話す子どもがいる。中には、「好きな子同士でもいいよ。でも、独りぼっちは絶対に作らないでね。」と言ってそれを認める教師がいる。これは、間違い。独りぼっちにしないでと言われても、子どもたちの意識は好きな友だちに向いている。だから、多くの場合、独りぼっちを作ってしまう。独りぼっちがいないとしても、気遣いのできる子が引き受けているだけで、学級全体の意識ではない。好きな子同士で食べたいという意識は、学級作りの妨げになる意識だと感じる教師は、絶対に好きな子同士では昼食をさせない。初めから独りぼっちを作らせないように、生活班を使うか、社会見学用のグループを使う。そして、昼食もグループを育てるチャンスだと捉えて指導をする。昼食時の子どもたちの様子を観察するといろいろな姿がある。その姿に合わせて指導をすることで、グループの質が高まる。
ー「そばにいようとしているか」の視点から子どもを観察するー
まずは、この目で昼食時の子どもの様子を見る。これが基盤になる。敷物をどのように敷くか見ているといろいろある。友だちと敷物を付けて敷く子、付けないで勝手に敷く子、敷き方を考える子など様々である。この姿から仲間を意識しているかどうかを見ることができる。(仲間と関わりをもつことの指導が可能)
ー「どこを見ているか」の視点から子どもを観察するー
会話をしやすいようにみんなの方を向いている子、一部の仲間を見ている子、中には背を向けている子など様々だ。仲間との関わりが見える。(仲間を見るための行動の指導が可能)
ー「話を自分からするか」の視点から子どもを観察するー
仲間への働きかけができる子、それができないで黙々と昼食を食べている子など様々だ。会話を楽しむ子になっていると、楽しい班を作ることができる。(話題の提供や関わり方の指導が可能)
ー「友だちへの関心事を話すか」の視点から観察するー
仲間と仲良くしたいという思いがあれば、仲間の様子を気にする。お弁当の中身、遊んだこと、話題に関わろうとすることなど会話の内容からその子の考えを読み取ることができる。(その子のよさの評価が可能)
ー「楽しそうに食べているか」の視点から子どもを観察するー
笑顔で会話を楽しんでいるかどうかを見ているとその子の班で存在が見えてくる。仲間と楽しく過ごそうとしている子、そうでない子がわかる。(その子がいることのよさの評価が可能)
せっかくの指導のチャンスを逃すか、利用するかは大きい。教師の集団性を高める目があるかどうかはこうしたチャンスを生かすかどうかにかかっている。班を作るだけであとは子ども任せになっていて、昼食中の子どもの様子を見ていない教師も昼食を指導のチャンスを見逃している。もったいない話だ。
ー「そばにいようとしているか」の視点から子どもを観察するー
まずは、この目で昼食時の子どもの様子を見る。これが基盤になる。敷物をどのように敷くか見ているといろいろある。友だちと敷物を付けて敷く子、付けないで勝手に敷く子、敷き方を考える子など様々である。この姿から仲間を意識しているかどうかを見ることができる。(仲間と関わりをもつことの指導が可能)
ー「どこを見ているか」の視点から子どもを観察するー
会話をしやすいようにみんなの方を向いている子、一部の仲間を見ている子、中には背を向けている子など様々だ。仲間との関わりが見える。(仲間を見るための行動の指導が可能)
ー「話を自分からするか」の視点から子どもを観察するー
仲間への働きかけができる子、それができないで黙々と昼食を食べている子など様々だ。会話を楽しむ子になっていると、楽しい班を作ることができる。(話題の提供や関わり方の指導が可能)
ー「友だちへの関心事を話すか」の視点から観察するー
仲間と仲良くしたいという思いがあれば、仲間の様子を気にする。お弁当の中身、遊んだこと、話題に関わろうとすることなど会話の内容からその子の考えを読み取ることができる。(その子のよさの評価が可能)
ー「楽しそうに食べているか」の視点から子どもを観察するー
笑顔で会話を楽しんでいるかどうかを見ているとその子の班で存在が見えてくる。仲間と楽しく過ごそうとしている子、そうでない子がわかる。(その子がいることのよさの評価が可能)
せっかくの指導のチャンスを逃すか、利用するかは大きい。教師の集団性を高める目があるかどうかはこうしたチャンスを生かすかどうかにかかっている。班を作るだけであとは子ども任せになっていて、昼食中の子どもの様子を見ていない教師も昼食を指導のチャンスを見逃している。もったいない話だ。
家の学校は論外だ