ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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たくましくなる

2015-10-30 | 育児
 私たち人間は、一人で生きていけません。必ず誰かに支えられたり、支えたりしながら生きています。「人」という字がまさに、それを表しています。
 しかし、なかなかその支え合いを自覚する機会に巡り合えないことがあります。
 することに夢中になっていると、その事と自分との関係で考えることが多くなり、他の人が関わることを嫌ったり、関わらないように避けたりします。

 これは、遊びに夢中になっている子どもが、お母さんの「早く勉強しなさい。」という話を聞かない状況と同じです。

 お母さんの子どもを思う優しい気遣いが、子どもには、邪魔になっています。ですから、「わかっている。」「うるさい。」などと言葉を返してきます。

 教師としての仕事をしていても同じです。教材研究をしている最中に同僚や上司から別の話で、時間を割かれる時に、遊びに夢中になっている子どもと同様の気持ちをもつことがあります。

 大人ですから、子どものようにはしませんが、内心は子どもと同じ気持ちをもっています。これは、人間ですから、仕方ないことです。

 
 お母さんの言葉や同僚や上司の言葉をマイナスととらえるか、マイナスでないととらえるか(プラスとはなかなか考えづらいのであえてマイナスを否定しました。)は、自分次第になります。

 自分の思い通りになることが安心・安全につながります。人からの刺激は、受け取る側次第でマイナスにもプラスにもなります。

 誰もが自分を生かしたいと思っています。

 その生かし方が分かれるということになります。

 今しようとしていることを生かしたいと考えると、人からの刺激はマイナスになります。
 今しようとしていることをやめ、人からの刺激を受け入れることが自分を生かすことだと考えると、人からの刺激はプラスになります。

 優先する対象の違いが、プラスやマイナスになっていることがわかります。

 この選択は、自分次第ということになります。

 刺激を受け入れる自分か、刺激を拒否する自分かの選択です。

 今の時代、激しい変化が起きています。その変化を受け入れることがたくましく生きることにつながります。

 小さなことですが、目の前に起きている出来事を受け入れることができる自分を築くことがこのたくましさにつながります。


 これは、刺激を受け入れる自分を選択することになります。


 受け入れるには、柔軟性と創造性を発揮しなければなりません。

 ・相手の気持ちを察する・・・・・・・・創造性
 ・相手との関係を生かす・・・・・・・・柔軟性
 ・相手の言い分を受け入れる・・・・・・柔軟性
 ・自分の時間を別の時間に設ける・・・・創造性
 
 これは我慢することではなく、創造性を発揮し、刺激をよりよいものと受け止めることになります。

 これならば、ストレスは緩和されます。

 我慢すれば、ストレスが溜ります。

 ストレスを緩和するのも溜めるのも自分次第だということになります。

 たくましくなることは、このストレスをおさえることになります。


 子どもを育てるためにも、柔軟性と創造性を発揮し、サクサクと事を進めるたくましさを身につけたいものです。  

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