ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

お子様の幸せを願って、メール、スカイプでの相談、面談を行っています。是非ご利用ください。

じっくり子どもを見る

2010-09-02 | 育児
2学期が始まり、夏休みの作品処理に多くの時間を割くことが多いのではないでしょうか。
 この時に、子どもの作品を処理することに目を奪われ、子どもから目を離してしまっては、せっかくの2学期の大事なスタートを台無しにしてしまいます。
 出来る限り早く済ませて、子どもの夏休みを経て、成長した子どもの様子をつかむ努力をしたいものです。
 作品処理の中に現れる子どもの姿や思いも成長を理解する上でとても大事になります。
・作品の完成度
・作品作りへの取り組みの足跡
・作った作品への思い
 これらをつかむことで、子どもがどんな夏休みを過ごしてきたのか想像することができます。
・自らの力を伸ばそうと必死で頑張った
・親の力を借りて、自分の力を伸ばした
・親に指示されることが多く、自分の力を十分発揮できなかった。
・親の支援を得ることもなく、指示されたことに縛られて、すべきことをする程度の力を出した。
・安易な考えで取り組み、1学期の取り組みほどの力を発揮できなかった。
 子どもの姿を想像することで、どの子にどんな声をかければよいのかが見えてきます。
「こんな力があるんだね。気づかなかったよ。」
「粘り強さが身に付いたね。これなら、安心だよ。」
「残念だったね。でも、本気になれば、必ずできるよ。」
「自分だけの力でやり切ったことが素晴らしいよ。これからが楽しみだね。」
「どうしたの?あなたらしくないよ。心配事でもあるのかな?」  
 夏休みの課題への取り組みの裏には、一人一人違った姿があります。その姿を見過ごさないことが、2学期の順調なスタートになると思います。


コメントを投稿