ひよりの音楽自己満足

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13.6.7 Qui

2013-06-09 13:25:17 | ライブレポ プログレ2012-2013
◇ 2013.6.7 横浜関内7th Avenue
 フルートフロントのジャズプログレバンド<Qui>。ギタリストの<林隆史さん>が中心となって結成されたバンドで、元々のバンドは80年代からあって、90年代から本格的に活動され、メンバーチェンジを経て、2008年に1stアルバム「Qui」を発表されて、2011年にはライブアルバムを、そして2012年には2ndアルバム「Qui2」を発表され、ライブ活動も活発に行われています。自分は2008年に1度ライブを観たきりで、その後はメンバー個々に参加されるユニットのライブは観に行けたものの、肝心の<Qui>のライブはすっかりご無沙汰になってしまいました。そんな折にFBで6/7に横浜でライブがあると知って、行けたら行こうとチェックしていました。なんせ平日なもので予約はできなかったんですね。仕事の兼ね合いもあるので。

 さて当日。仕事を途中で放っていざ関内へ。今回は対バンライブとのことで<Qui>は2番目の登場とのこと。最初のバンドも観たかったんですけど、間に合わず。お店に着いたときはもう最初のバンドのライブ中頃でした。前の方のお客さんは女性ばかりでビックリ!そのバンドのイケメンベーシストさんのファンの方々が多かったようで。
 
 前バンドのライブが盛況に終わって、ステージはメンバーの方々やスタッフの方々があわただしくセットチェンジを。でもドラムセットはほぼそのままのようなので、それほど時間はかからないような感じ。今回のメンバーはギター<林隆史さん>、ベース<瀬戸尚幸さん>、ドラムス<吉川弾さん>、フルート<吉田一夫さん>の4人編成です。ステージ向って左にイスに座って黒のスタインバーガーを抱えた林さん。中央後方に2タム1バスのセットの吉川さん、右にサンバーストのJAZZベースを抱えた瀬戸さん、そしてフロントがフルート他の吉田さんです。吉田さん、ハンチングをキメでジャケットを羽織って、かっくいいっす。

 20時22分ころ、客席が暗くなって、いよいよ<Qui>のライブがはじまります。薄暗いステージのなか、ギターのメロウな音色がゆったりとながれ、シンバルの音が響いて。1曲目は「alnica」。アップテンポのパワフルなドラムとリズミカルなベースリフがながれ、フルートのテクニカルなリフがはいって爽やかな感じのダイナミックなリフへ。まずはグリーンライトのなか、フルートの早吹きも織り交ぜたテクニカルなソロが。叩きまくりのドラムからオレンジライトになってアグレッシブに盛りあがて。ダイナミックなリフのあと、流麗でテクニカルなギターソロ。ドラムが叩きまくって吉田さんが短い笛(?)を2本吹きで盛り上げて。終盤ではオレンジ&ブルーライトのなか、アップテンポのリズミカルなリフで盛り上がって、ライトが点滅するなか、叩きまくりのドラムソロが。

 続いて2曲目は「minamo ni tsuki」。薄暗いブルーライトのなか、ギターのメロウな音色と、しっとりとしたベースサウンドがゆったりとながれ、そのままテクニカルなベースソロへ。マレットでのシンバルロールとともに幻想的に響いて。そしてグリーンライトのなか、ギターのアルペジオリフがゆったりとながれ、ブルーライトのなか、しっとりとしたベースラインにのって、フルートが哀愁たっぷりにのびやかに奏でて。中盤ではグリーンライトのなか、フルートのテクニカルなソロが。途中でミニサイズのフルート(?)に持ち替えてエモーショナルに。続いてはギターの流麗でテクニカルでエモーショナルなソロが。その後、ギターのメロウなアルペジオリフがゆったりとながれ、味わい深いベースラインにのってフルートが哀愁たっぷりにのびやかに奏でて。ラストはしっとりとゆったりと。

 続いて3曲目は「kasumiotoshi」。カウントからレッドライトのなか、ダイナミックでヘヴィなリフがはいって、ライトが点滅するなか、アップテンポでリズミカルなリフがスリリングに。そしてダイナミックなリフから、レッドライトが点滅するなか、グルーヴィなベースリフにのってフルートのアグレッシブなソロが。テクニカルな早吹きから、フルートの胴(?)を外して、棒を入れてまるでスライドホイッスルのように吹いてミステリアスな音色を響かせて。中盤では静かになって薄暗いブルー&グリーンライトのなか、ディレイを効かせたギターの幻想的なソロへ。それが徐々にヘヴィサウンドになって盛り上がっていって。終盤ではレッドライトのなか、アップテンポのノリノリモードでギターのリズミカルなリフがスリリングに展開し、ダイナミックにブレイクもキメて、カラフルライトのなか盛り上がって、ラストは弾きまくり叩きまくりでFin。

 続いて4曲目は「puyol」。薄暗いグリーン&ブルーライトのなか、ギターのメロウなアルペリフがながれ、ベースのリズミカルなリフがはいって、フルートがリフからのびやかに奏で、その後ソロへ。フルートを吹きながら同時にそのメロディを歌って、そしてテクニカルに吹きまくって、叩きまくりドラムとともに盛り上がって。続いてはグリーンライトのなか、力強いギターソロが。パワフルなドラムとともにテクニカルに弾きまくって盛り上がって。中盤では静かになってコーラスの効いたギターリフから薄暗いブルーライトのなか、フルートがリズミカルにのびやかに奏で、ダイナミックなリフへ。終盤ではグリーンライトのなか、テクニカルなドラムソロが。ラストはギターリフからパワフルなドラムとともに盛り上がってFin。

 ここでメンバーの皆さんが時計を見て尺をチェックして。オーラス5曲目は「heavy flight」。パワフルなドラムフィルからダイナミックにはじまって、オレンジ&グリーンライトのなか、アップテンポのパワフルなリフがはいって、カラフルライトになってベースのドライブ感たっぷりのリフにのってギターのヘヴィリフが。そしてギターとフルートがユニゾンでのびやかに奏で、ベースも加わってテクニカルなユニゾンやハモりを。その後フルートの早吹きのテクニカルなソロが。中盤ではユニゾンリフから一旦止まって、グリーンライトのなか、ベースリフからフルートとヘヴィギターのリズミカルなリフが、パワフルでドライブ感たっぷりのリズムにのってながれ、終盤ではダイナミックなブレイクもキメて。ラストはギターとフルートのユニゾンから叩きまくりドラムとともに弾きまくり吹きまくりで、吉田さんはフルートを縦に吹いたりして、そしていきなりFin。

 曲が終わると大拍手!林さんがステージ中央に出て、マイクを持って「ありがとうございました」って。そしてメンバー紹介です。「ベース、瀬戸尚幸!ドラムス、吉川弾!フルート、吉田一夫!ギター、林でした。ありがとうございました、Quiでした」って。大拍手!これにてライブ終了です。時計を見ると21時6分。40分ちょいの短いけど楽しいライブでした。
 久々の<Qui>、めっちゃかっこよかったっす。流麗でテクニカルでさらにヘヴィなギターも、グルーヴィでパワフルなベースも、アグレッシブでアヴァンギャルドかつ美しいフルートもほんと素敵でした。今回特に気になったのがドラムス。タイトでパワフルで切れ味バツグンで超かっこよかったっす。リズム隊がしっかりしてるバンドはほんと気持ちいいっす。40分5曲じゃちと物足りないですけど、楽しかったっす。いつかワンマンや、ピアノ佐藤真也さんが加わったバージョンのライブも観に行きたいっす。

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