キーボード界の巨匠、故<深町純さん>。以前、深町さんの参加された凄いメンツのスーパーユニット<KEEP>の「Rock’n Rocked Rock」を紹介させていただいたときに、親切な方が他にも凄いアルバムがあることを教えてくださったんです。なかでも特にこのアルバムが気になったもので即購入しちゃいました。1975年に発表され、2009年にCD再発された<深町純と21stセンチュリー・バンド>の「六喩/ROKUYU」です。メンバーは深町さんの他、ギター<大村憲司さん>、ベース<小原礼さん>、ドラムス<村上“ポンタ”秀一さん>、Sax<村岡健さん>、パーカッション<浜口茂外也さん>の6人です。
ライナーノーツによれば、アルバムタイトルの「六喩/ROKUYU」とは、仏教用語で世の無常を表わす6つの喩えのことだそうです。金剛経では夢・幻・泡・影・露・電で、維摩経では幻・電・夢・炎・水中月・鏡中像だそうです。このバンドのメンバーが6人だったのでこの名前を思いついたそうで。もちろん日本を意識した意味もあるそうで。当時深町さんは新しい音楽を創りたいと常々考えておられたそうで、未知への挑戦や革新的な願望にあふれていたようで。
アルバム1曲目は「迷宮」。アップテンポのサンバ調のファンキーで明るく楽しくにぎやかにはじまって、そのなかでもテクニカルなリフや叩きまくりドラムがはいって。その後ミドルテンポになってベースリフをバックにSaxのエモーショナルかつアグレッシブなソロが。中盤ではユニゾンリフからオルガンサウンドがゆったりと響き、そしてテクニカルなギターソロへ。後半ではドラムも叩きまくってエネルギッシュでアツいバトルが繰り広げられて。終盤ではミドルテンポのレゲエ風になってゆったりと心地よいユニゾンリフが。ラストは元のアップテンポの明るく楽しいサンバ調になってにぎやかに。
2曲目は「波照間」。キーボードのムーディなフレーズからゆったりとはじまって、浮遊感たっぷりのクリスタルなキーボードサウンドが響き、そして静かにドラムがはいって、ギターがメロウなフレーズをムードたっぷりに奏でて。中盤ではSaxの情感たっぷりの艶っぽいソロが。ラストは元のキーボードのムーディな響きが。アダルティな感じの曲、いいですねぇ。
3曲目は「真空」。リズミカルなオルガンリフとシンセの伸びやかなサウンドが響き、ミドルテンポのリズムがはいってダイナミックなバンドリフがゆったりと雄大にながれ、ドラムが叩きまくって。その後、JAZZのスイングリズムがアップテンポではいってギターのエモーショナルなソロが。中盤ではダイナミックなリフからファンキーなジャングルモードのリズムにのってモーグのテクニカルなソロが。ラストはダイナミックなバンドリフから伸びやかなユニゾンフレーズがながれて。
4曲目は「六喩」。ピアノのアップテンポのダークなリフからパワフルにはじまって、そしてピアノの美しい音色がしっとりとながれて。パーカッションが印象的にアクセントをいれて。その後ピアノのアップテンポのパワフルなリフがはいって、トライアングルの音色が印象的に響き、そしてキーボードの浮遊感のあるサウンドと伸びやかなシンセサウンドがながれて。中盤ではシンバルのアップテンポのリズムがはいってキーボードが跳ねるようなリズミカルなリフを鳴らし、叩きまくりのドラムソロへ。そしてアップテンポでキーボードとベースがユニゾンリフ、ギターとSaxが爽やかなリフを伸びやかに奏でて。その後、キーボードのテクニカルなソロからアップテンポでダイナミックなバンドリフがはいって、ドラムが叩きまくって。終盤ではアップテンポのファンキーなノリノリモードになってSaxのエネルギッシュなソロへ。その後オルガンリフがミドルテンポでゆったりとながれるも、ギターのエネルギッシュな弾きまくりソロが。ラストはうねるベースラインをバックにキーボードがリズミカルなリフを。
凄腕メンバーによる革新的なJAZZロックのアツい演奏がたっぷりと楽しめる素敵なアルバムですね。特に故・大村さんのこんなに弾きまくった音源を聴いたのは初めてかも。小原さんのパワフルなベースも。ポンタさんの叩きまくりドラムも凄いっす。そしてもちろん深町さんもピアノやシンセを自在に操って。これほどのかっちょいいアルバムが2009年までCD化されなかったとは。
ライナーノーツによれば、アルバムタイトルの「六喩/ROKUYU」とは、仏教用語で世の無常を表わす6つの喩えのことだそうです。金剛経では夢・幻・泡・影・露・電で、維摩経では幻・電・夢・炎・水中月・鏡中像だそうです。このバンドのメンバーが6人だったのでこの名前を思いついたそうで。もちろん日本を意識した意味もあるそうで。当時深町さんは新しい音楽を創りたいと常々考えておられたそうで、未知への挑戦や革新的な願望にあふれていたようで。
アルバム1曲目は「迷宮」。アップテンポのサンバ調のファンキーで明るく楽しくにぎやかにはじまって、そのなかでもテクニカルなリフや叩きまくりドラムがはいって。その後ミドルテンポになってベースリフをバックにSaxのエモーショナルかつアグレッシブなソロが。中盤ではユニゾンリフからオルガンサウンドがゆったりと響き、そしてテクニカルなギターソロへ。後半ではドラムも叩きまくってエネルギッシュでアツいバトルが繰り広げられて。終盤ではミドルテンポのレゲエ風になってゆったりと心地よいユニゾンリフが。ラストは元のアップテンポの明るく楽しいサンバ調になってにぎやかに。
2曲目は「波照間」。キーボードのムーディなフレーズからゆったりとはじまって、浮遊感たっぷりのクリスタルなキーボードサウンドが響き、そして静かにドラムがはいって、ギターがメロウなフレーズをムードたっぷりに奏でて。中盤ではSaxの情感たっぷりの艶っぽいソロが。ラストは元のキーボードのムーディな響きが。アダルティな感じの曲、いいですねぇ。
3曲目は「真空」。リズミカルなオルガンリフとシンセの伸びやかなサウンドが響き、ミドルテンポのリズムがはいってダイナミックなバンドリフがゆったりと雄大にながれ、ドラムが叩きまくって。その後、JAZZのスイングリズムがアップテンポではいってギターのエモーショナルなソロが。中盤ではダイナミックなリフからファンキーなジャングルモードのリズムにのってモーグのテクニカルなソロが。ラストはダイナミックなバンドリフから伸びやかなユニゾンフレーズがながれて。
4曲目は「六喩」。ピアノのアップテンポのダークなリフからパワフルにはじまって、そしてピアノの美しい音色がしっとりとながれて。パーカッションが印象的にアクセントをいれて。その後ピアノのアップテンポのパワフルなリフがはいって、トライアングルの音色が印象的に響き、そしてキーボードの浮遊感のあるサウンドと伸びやかなシンセサウンドがながれて。中盤ではシンバルのアップテンポのリズムがはいってキーボードが跳ねるようなリズミカルなリフを鳴らし、叩きまくりのドラムソロへ。そしてアップテンポでキーボードとベースがユニゾンリフ、ギターとSaxが爽やかなリフを伸びやかに奏でて。その後、キーボードのテクニカルなソロからアップテンポでダイナミックなバンドリフがはいって、ドラムが叩きまくって。終盤ではアップテンポのファンキーなノリノリモードになってSaxのエネルギッシュなソロへ。その後オルガンリフがミドルテンポでゆったりとながれるも、ギターのエネルギッシュな弾きまくりソロが。ラストはうねるベースラインをバックにキーボードがリズミカルなリフを。
凄腕メンバーによる革新的なJAZZロックのアツい演奏がたっぷりと楽しめる素敵なアルバムですね。特に故・大村さんのこんなに弾きまくった音源を聴いたのは初めてかも。小原さんのパワフルなベースも。ポンタさんの叩きまくりドラムも凄いっす。そしてもちろん深町さんもピアノやシンセを自在に操って。これほどのかっちょいいアルバムが2009年までCD化されなかったとは。
個人的には激しい曲もいいですが、最近、トシのせいか、「波照間」のゆったりとした良さにハマってます。このKbdの音色は全く深町さんのオリジナルですね。 ラストの女性の含み笑い(?)もいい雰囲気です。
本当に才能溢れる方だったのに急逝はショックでした。改めて合掌。
コメントを書いてくださってありがとうございます。
このアルバムのことを教えてくださって感謝しております。たしかにレコードだったら擦り切れるくらいに私も聴いたことでしょう。素敵なアルバムですね。
波照間のムード、私も好きです。ふくみ笑いは気が付きませんでした。じっくり最後まで聴いてみますね。
深町さんの他のアルバムもまた機会があれば手に入れようと思います。
深町さん、JAZZ寄りではNYオールスターズ(M.Mainieri,S.Gadd,R.Tee,D.Sanborn,S.Khan)のLIVEや、ちょっとFUNKYですがBrecker Bros.入りの「Spiral Steps」、シンセ音楽寄りでは「Quark」どれも面白いと思います。
コメントを書いてくださってありがとうございます。そしてまた深町さんのアルバムを教えていただけて嬉しいっす。
はい、NYオールスターズLIVEは以前紹介させていただきました。
http://blog.goo.ne.jp/street-d/e/494101af5279a699b074bf1a38d08aa1
シンセ寄りのQuarkはぜひ聴いてみたいっす。ファンクも面白そうですね。