ひよりの音楽自己満足

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ERA 5th Forest is Burning

2020-05-04 09:47:00 | 鬼怒無月さん
 

 凄腕ギタリスト<鬼怒無月さん>と、凄腕ヴァイオリニスト<壷井彰久さん>の超絶テクを誇るお二方のアコースティックDUO<ERA>。2000年頃からはじまったお二人のこのユニットは、ライブ活動中心ながらこれまでにアルバム4枚を発表されています。大自然の雄大さや力強さ、そして爽快さが伝わってくるようなステキなサウンドにすっかりハマってしまいました。
 2010年3月に4thアルバム「忘れられた舟」が発表されたあと、ライブは活発に行われましたが、ニューアルバムは・・・。しかし、2019年に待望の5thアルバム「Forest is Burning」が発表されました。4thの“海”と正反対の“森”の神秘的なジャケット、思わず見入ってしまいました。
 以前までは自分も何度もライブに通わせていただいていたので、ライブで披露された新曲が正式にスタジオ録音で発表されるということもあり、曲の感じはアルバムを聴く前に掴んでいましたが、ここ数年は仕事の都合で全くライブに行けなかったので、自分としてはまっさらでニューアルバムを拝聴することに。めっちゃ楽しみです。
 アルバム1曲目は「Clue」。アップテンポのパワフルなリフからスリリングにはじまって、ファンキーノリノリモードの楽しいカッティングリフからユニゾンのテクニカルリフでブレイクをキメて。そしてギターリフからヴァイオリンのテクニカルなワウを効かせたソロ。その後スリリングなリフからブレイクをキメて、ヴァイオリンのリフからギターのテクニカルなソロへ。最初からアツくさせてくれますね。ワクワクしてきます。
 2曲目は「Muscular Kopanitsa」。静かにリズミカルにはじまって、ギターのカッティングリフ、ヴァイオリンのリズミカルリフからパワフルにスリリングに。そしてヴァイオリンリフからギターのアラビアンメロ風のテクニカルなソロが。その後ギターリフからヴァイオリンのテクニカルなソロへ。
 3曲目は「地図にない町」。ユニゾンの爽やかな感じのリフからヴァイオリンが美しくのびやかに奏でて。そしてヴァイオリンのリズムリフからギターのテクニカルなソロへ。その後ギターのリズムリフからヴァイオリンのテクニカルなソロへ。どことなくフォルクローレな感じかな。
 4曲目はアルバムタイトル曲の「Forest is Burning」。ヴァイオリンのアップテンポのリズミカルリフからギターのカッティングリフも入って、ヴァイオリンが力強くのびやかに奏で、そしてリズミカルにスリリングに。その後ギターリフからヴァイオリンのアグレッシブなソロが。中盤ではユニゾンでのスリリングなブレイクをキメたあと、一旦止まって、ギターがしっとりとゆったりと奏で、ヴァイオリンものびやかに奏で、そこからギターのテクニカルなソロへ。。終盤では再びアップテンポでパワフルにスリリングに。静と動のコントラストが絶妙ですね。
 5曲目は「Light behind the clouds」。ギターのリズミカルリフからヴァイオリンが力強くのびやかに爽やかに雄大に奏でて。そしてヴァイオリンのリズムリフからギターの爽やかでテクニカルなソロが。その後ギターリフからヴァイオリンのエモーショナルなソロへ。
 6曲目は「Waver」。ギターのしっとりとしたアルペジオリフからヴァイオリンのびやかに奏で、ギターのカッティングリフからヴァイオリンが力強くのびやかに。そしてスリリングなリズミカルリフからブレイクをキメて。中盤ではギターのアルペジオリフからヴァイオリンのエモーショナルなソロへ。それがギターのカッティングリフからテクニカルに盛り上がっていって。続いてヴァイオリンのリズミカルリフからギターのテクニカルなソロへ。
 7曲目は「Uncle Einer」。ギターのテクニカルリフからヴァイオリンがフィドル調でリズミカルに明るく楽しくノリノリで。その後一旦静かになって、ギターリフからヴァイオリンのエモーショナルで爽やかなソロへ。そしてヴァイオリンがのびやかに奏で、そこからギターのリズミカルでテクニカルなソロへ。カントリーな感じ、めっちゃ楽しいっす。
 8曲目は「Sand Tide」。しっとりとはじまって、ユニゾンでブレイクをキメ、そこからアップテンポになって、リズミカルリフをパワフルに激しくスリリングに。その後ギターリフからヴァイオリンのテクニカルなソロへ。中盤ではユニゾンでブレイクをキメて、ヴァイオリンリフからギターのテクニカルなソロへ。終盤ではパワフルで激しいリフがスリリングに。そしてヴァイオリンが力強くのびやかにかなで、ラストはテクニカルなユニゾンでブレイクをキメて。手に汗握る感じで、圧倒されちゃいます。
 9曲目は「Ordinary days, Brilliant Life」。ハーモニクスサウンドがしっとりと美しく響き、ヴァイオリンがゆったりと幽玄に奏で、そしてギターリフからヴァイオリンがのびやかにドラマティックに。心に染み入る感じですね。
 10曲目は「Voice of Calling Sun」。アップテンポで明るく楽しく爽やかにはじまって、ギターのパワフルなカッティングリフからヴァイオリンが力強くのびやかにエモーショナルに奏でて。その後ヴァイオリンのリズムリフからギターのテクニカルなソロ、続いてヴァイオリンのテクニカルなソロへ。終盤ではギターのリズミカルリフからヴァイオリンが力強くのびやかに爽やかに奏で、そこからテクニカルなソロへ。ラストはユニゾンでブレイクをキメてFin。
 今回も自然の広大さ・強さ、そして風情・瑞々しさ・美しさがたっぷりと伝わってくるアルバムですね。繊細かつエネルギッシュな鬼怒さんのギター、艶やかでしかもアグレッシブな壷井さんのヴァイオリン、それらの超素敵なアンサンブルによって奏でられる素晴らしい楽曲の数々。至福のひと時を過ごせそうです。いつか状況がよくなったらまたライブを観に行きたいっす。


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