ひよりの音楽自己満足

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12.8.9 Margaret Maggie

2012-08-10 23:38:04 | ライブレポ プログレ2012-2013
◇ 2012.8.9 吉祥寺Silver Elephant
<PROGRESSIVE LIVE 2012>
 2008年4月に結成され、2010年10月にデビューミニアルバムを発表したヴァイオリン・プログレバンド<Margaret Maggie>。ケルティック風味でクラシカルでとっても楽しく、とってもドラマティックな素敵なアルバムですっかり気に入って。で、翌年2011年1/22にシルエレで開催されたプログレイベントを観に行ったんですけど、アルバム以上にパワフルでダイナミックな演奏でとっても楽しめたんですね。なのでまた機会があればライブを観に行きたいなって思っていました。ところがその後はなかなかスケジュールが合わなくて1年半も経ってしまって。そんな折に8/9に開催されるプログレイベントに出演すると知って、対バンも観たいバンドばかりなのでめっちゃ楽しみにしておりました。

 <マーガレット・マギー>は、1年半の間にメンバーがだいぶ変更になったようで。今回のライブのメンバーは、バンマスでギター・ベース・シンセ他の<阿久津太郎さん>、ドラムスの<山本真也さん>、ヴァイオリン・ヴィオラでガンバの<フクイヨウスケさん>、ヴァイオリン・木琴・グロッケンの<谷篤実さん>、そして女性キーボード奏者の<畑花菜>の5人編成です。

 さて当日。19時開演なので、仕事を終えてから吉祥寺へ。10分前に着いて受付を済ませてフロアーへ。運よく席が空いていたので座ってのんびり開演を待ちます。ステージは向かって左がダークブルーのストラト風ギター&ミニキーボード。その隣には大きなヴィオラデガンバが横たわっていて。アンプの上には赤のガイコツエレキヴァイオリンが。中央が3タム1バスのドラムスで、チャイナシンバルが1枚高くセットされていて。そしてステージ右端に黒のガイコツエレキヴァイオリンと、木琴・グロッケンが2段にセットされて。ステージフロントがキーボードです。

 19時ちょい前からメンバーの皆さんが徐々にチューニングのためにステージに。そして19時ちょうどに客席が暗くなって、最後に花菜さんが登場!黒赤のめっちゃSEXYなランジェ風の衣装でもう強調された美しい胸に目が釘付け!ヤバいっす。

 まずはメルヘンチックなSEがちょこっとながれてすぐ消えて。そして山本さんのカウントから1曲目「かわず池/An old quiet pond」がはじまります。パワフルなドラムからダイナミックなリフがはいって、ミドルテンポでケルティックなとっても楽しいヴァイオリンリフがながれ、グロッケンの綺麗な音色がアクセントになって、そしてギターとヴァイオリンがユニゾンで、ヴァイオリンとキーボードが交互に、そしてユニゾンでリフを。スリリングでかっくいいっす。キーボードはアコーディオン風の素朴なサウンドで。中盤にはアグレッシブなヴァイオリンソロも。ラストはダイナミックに盛り上がって、ドラムも叩きまくりでFin。

 「こんばんは、Margaret Maggieです」って山本さん。
カウントから2曲目が始まります。ドラムのハイテンポのリズムにのってポルカ風のツインヴァイオリンのパワフルなリフが。そしてベースとピアニカ風サウンドのキーボードリフからヴァイオリンがリズミカルなリフを弾き、ダイナミックに。さらにライトが点滅するなか、スリリングに展開して。中盤ではベースリフからヴァイオリンのリズミカルな楽しいリフが。終盤では一旦止まったあと、ヴァイオリンの音色がゆったりとながれ、そしてダイナミックに盛り上がって。ラストは一旦静かになったあと、再びヴァイオリンのリズミカルなリフがはいってダイナミックに盛り上がって、ドラムも叩きまくってFin。

 「こんばんは、Margaret Maggieです」って山本さん。次の曲はこのメンバーでライブで演奏するはが初めてなのだそうで。
 3曲目は「中世の秋」っておっしゃったかな?シンバルのミドルテンポのリズムからキーボードのクリスタルなサウンドがゆったりとしっとりとながれ、ヴァイオリンの哀しげなメロディとグロッケンの音色が響いて。その後テンポアップして祭囃子のようなリズムで楽しいリフがながれ、ヴァイオリンがゆったりと伸びやかに奏でて。中盤では一旦とまったあと、キーボードの綺麗なサウンドがゆったりとながれ、ヴァイオリンの哀愁ただようメロディがしっとりと。終盤ではアップテンポでダイナミックになって、祭囃子風リズムでパワフルに。そしてヴァイオリンが伸びやかに奏でて。

 「Margaret Maggieです」って山本さん。このメンバーになってから今回が2回目のライブだそうで。「毎日暑いですね」って笑いが。「秋向きの曲を用意しました」って。ここでメンバー紹介です。「ヴァイオリン・鉄琴木琴その他、谷くん!」大拍手です。「最近入ったメンバーで、このバンドのヴィジュアル担当!キーボード、畑花菜!」大拍手です。「ヴァイオリン・ヴィオラデガンバ、フクイヨウスケ!」大拍手です。「バンマスで、ギター・ベース・笛、阿久津くん!」大拍手です。そして「MC担当、ドラムス、山本真也です」って大拍手!

 ここで阿久津さんが小さな笛を、山本さんがタンバリンのような形の太鼓の準備を。はじまった4曲目は「華麗なる野蛮人」っておっしゃったかな?太鼓のミドルテンポのリズムで笛とベースのリズミカルなリフ、ヴィオラデガンバのリズミカルでテクニカルなリフが。日本の民謡風な曲調ですね。その後、笛・ヴァイオリン・ヴィオラデガンバが輪唱のようにリフを奏で、キーボードのチェンバロ風サウンドのリフが響いて。中盤ではヴィオラデガンバのリズミカルなリフがはいって、ヴァイオリンと笛も加わって、ドラムも叩きまくってダイナミックに盛り上がっていって、終盤ではテンポアップして盛り上がって。曲が終わるとそのままヴィオラデガンバのテクニカルなソロへ。

 ソロの後、パワフルでダイナミックなリフが。5曲目は「錆付いた機械文明」っておっしゃったかな?ヴァイオリンのケルティックなリフからリズミカルにながれ、ドラムが叩きまくって。そしてミドルテンポのリズムでギターとヴィオラデガンバがユニゾンで郷愁ただようリフを奏で、ダイナミックに民謡風のダイナミックなリフを。中盤ではヴィオラデガンバのリズミカルなリフからシンセのエモーショナルなソロが。終盤ではパワフルでダイナミックなリフから、ヴァイオリンのケルティックなリフがはいって、ラストはダイナミックにFin。

 Margaret Maggieはしばらくライブの予定がないそうで。でももし声がかかればやるかもって。ここでフクイさんが個人のライブ予定を。

 次の曲はまだタイトルが決まっていないそうですが「ロシアのイメージ」って山本さん。「涼しげな感じで」って。6曲目、薄暗いステージのなか、ダークサウンドからゆったりとはじまって、それがうねって。そしてフルート風サウンドのリフがしっとりと、グロッケンの音色が綺麗に響いて、郷愁ただようメロディを奏でて。そして木琴のリズミカルなリフからミラーボールが回るなか、ダイナミックに盛り上がって。その後、シンセサウンドがゆったりとながれ、そしてテクニカルなリフからドラムも叩きまくってダイナミックにド迫力で打ち鳴らして。中盤では一旦止まったあと、オルガンサウンドが響き、ヴァイオリンが弦を1本緩めて外して低音リフを。終盤ではキーボードの哀愁ただよう抒情的なメロディがながれ、グロッケンの音色が印象的に響いて、しっとりとFin。「涼しいはずが汗だく」って爆笑!

 「さて、このあと凄い強力なバンドが2つありますんで、ボクらは最後の曲をやってさっさと引き揚げようと」って山本さん。「最後まで楽しんでいってください」「これでお別れしたいと思います」って。で、メンバーの皆さんに「宜しいでしょうか?」って。
 オーラス7曲目は「赤カブ品評会」。ヴァイオリンのリズミカルなリフからダイナミックなリフがアップテンポでスリリングに展開して、ツインヴァイオリンでケルティックで明るく楽しいリフを弾き、ライトが点滅するなかダイナミックなリフがスリリングに。そしてキーボードのアコーディオン風サウンドのリズミカルなリフが楽しくながれ、ズンズン響くリズムにのってヴァイオリンとキーボードがリズミカルなリフを。それがダイナミックで雄大な感じにながれて。中盤ではダイナミックなリフから、ヴァイオリンリフ・キーボードリフ・ベースリフと続き、ダイナミックなユニゾンリフへ。そしてキーボードのオルゴール風サウンドのリフからパワフルなドラムがはいってヴァイオリンのワウを効かせたソロ、ギターソロ、キーボードソロと短いソロが続いて。終盤ではズンズン響くパワフルなリフから盛り上がって、ライトが点滅するなかスリリングに展開して。そしてアップテンポのノリノリモードになってめっちゃ楽しく盛り上がって、ラストはダイナミックなユニゾンリフ、そして弾きまくり叩きまくりで盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございましたMargaret Maggieでした」って山本さん。メンバーの皆さんはお辞儀をしてライブ終了。時計を見ると19時40分。ちょうど40分の、時間は短いながらも素敵なライブでした。
 最初こそ花菜さんの美しい胸に目を奪われたものの、すぐにそのとっても楽しくにぎやかでどこか懐かしいその中世欧州風メロディに耳を奪われ、徐々にヴァイオリンやヴィオラデガンバの独特なサウンドやエネルギッシュなドラムに興味が。演奏はやや荒削りな部分が一部ありましたが、とっても見ごたえ聴きごたえのある面白いライブでした。またぜひライブを観にいきたいっす。

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