ひよりの音楽自己満足

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A.P.J. 1

2008-05-12 06:57:33 | 難波弘之さん
 <Acoustic Progressive Jazz>、略して<A.P.J.>。日本を代表するキーボード奏者<難波弘之さん>の、シンセを一切使わずにアコースティックピアノのみで素晴らしい音楽を演奏するプロジェクトです。2000年11月に1stアルバム「A.P.J.」が発表されました。緑の丘にそびえ立つ古城に青い空、そして下には羊の群れが。なんとも清清しい爽快感あふれるジャケットです。メンバーは難波さんの他に、ベーシスト<水野正敏さん>、ドラマー<山木秀夫さん>の3人トリオ編成です。アルバム1曲目は「薔薇と哲学」。流れるような美しいピアノの調べからはじまり、アップテンポのリフとたおやかなベースラインが交互にあらわれて。それらがだんだんとテクニカルでアツい演奏繰り広げて。 2曲目は「Jellyfish Garden」。軽快なピアノリフからはじまり、そのまま軽やかなリズムの上をピアノ&ベースが心地よく優雅に踊って。 3曲目は「Dimetra」。早いテクニカルなリフからはじまるアップテンポの変拍子いっぱいの曲。中盤は少し落ち着いてロマンティックな雰囲気のピアノソロが。終盤は再びアップテンポで軽快にテクニカルな演奏を聴かせてくれ、ラストには転調も。 4曲目は「Ameba In Maze」。ジャジーでテクニカルなドラムソロからはじまり、そのまま軽やかに曲が流れていきます。中盤にはベースソロも。終盤はパワフルですね。 5曲目は「百家争鳴」。ソロでもExhiVisionでもおなじみの曲ですが、アコースティックでのジャジーなアレンジでもパワフルだし、当然ながらテクニカルですね。 6曲目は「Progroove」。ハイスピードのJAZZロック調の曲。超テクニカルなベースとピアノのアツいバトルも。凄いっす! 7曲目は「阿梵(Ah bon)」。アップテンポの軽快な曲ですが、ピアノの調べはとってもロマンティック。 8曲目は「オーニソプター」。ミドルテンポのパワフルな曲で、どんどんとめまぐるしく展開していってめっちゃプログレってます。中盤にはベースソロも。とっても楽しい曲です。 アコースティック楽器によるナチュラルサウンド、とっても心地よいです。しかも単なるBGMはおさまらない聴き応えのあるアルバムですね。ついつい聴き入ってしまいます。

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