◇ 2009.5.6 横浜野毛DOLPHY
<ラテンセッション>
先月に続き、<伊藤芳輝スペシャルバンド>のライブを観に行ってきました。今回はガラッとメンバーが替わって、ベース伊藤寛康さん、パーカッション都筑章浩さん、そしてフルート赤木りえさんの4人編成です。伊藤芳輝さんのギターはもちろんのこと、今回は特に赤木りえさんのフルートにすっごく興味があったんです。フルートもとても好きな楽器でして、以前にもフルートメインのプログレバンドを観に行ったことがありますが、JAZZ系でのフルート演奏っていままで聴いたことがなかったもので、赤木さんのフルート演奏をいつか観たいと思っていました。
さて当日。GW最後でしかも雨降りという厳しい状況でしたが、それなりにお客さん入ってますね。ステージは後列左にベース、右にコンガ3台ジャンベ1台他のパーカッションセットが。前列中央にフルート用の譜面台、そして左にギター用のセッティングが。
19時15分頃、メンバーの皆さまがステージに。そして客席が暗くなってステージが明るくなっていよいよ演奏開始です。チューニングのあとはじまった1曲目はチック・コリア氏の曲だそうですが、曲名が聞き取れなかったです。まずはギターの情熱的なソロからはじまって、アップテンポのパワフルなリフを弾きはじめるとバンドイン。フルートが情熱的なメロディと優しく明るい感じのメロディを奏で、そのままソロへ。パワフルでエネルギッシュなソロにビックリ!凄いっすね。続いてはギターソロ。パワフルな感じからはじまってメロウでしっとりとした感じに。それが再びアップテンポになって寛康さんのハンドクラップにのってめっちゃ激しくアグレッシブに。そして元のフルートのテーマメロでFin。
続いて2曲目は「鬼平犯科帳のテーマ」。哀愁を感じるギターのフレーズから落ち着いた感じのミドルテンポではじまって、メロウなフルートのフレーズが響いて。そしてギターソロにはいってリズミカルになっていって。ベースのノリノリのリズム、最高っす。ここで赤木さんが床に落ちていたギターの譜面を直してあげて。エモーショナルなギターソロにお客さん拍手です。続いてはフルートのソロへ。早吹きやメロディアスなフレーズのあと身体を揺すってのエネルギッシュなソロもあり、お客さん大拍手!そしてギターとフルートの掛け合いの早弾き早吹きの白熱したバトルが。凄すぎです。
曲が終わると大拍手!「ありがとうございます」「今日はスペシャルセッションということで・・・」って芳輝さん。ここで演奏した2曲の説明をされますが、マイクの接触が悪くなって「接触がいまいちで・・・こおういう接触しないことを“皆既せっしょく”と言います」って一発目の軽いギャクを。
そして2曲目の「鬼平犯科帳のテーマ」の話題になって。芳輝さんも赤木さんも時代劇がお好きなんだそうで、赤木さんはこのテーマ曲が「潜在意識のなかに入ってます」って。主人公である長谷川平蔵氏が眠る四ツ谷の戒行寺では毎年法要が行われるそうで。「ほうようって”抱く“ほうじゃないですよ」ってまた軽いギャグをかまして。で、3年前からそこで演奏されているそうですね。ここでお二人のマニアックな会話がはじまって・・・「話すと止まらなくなっちゃう」って赤木さん。
ここで芳輝さんがメンバー紹介を。「フルート、赤木りえ!」「久しぶりですね」って。「ベース、伊藤寛康!」「久しぶり・・・って昨日一緒に呑んだんですね」って。爆笑です。「パーカッション、都筑章浩!」「ギター、伊藤芳輝です」って。メンバーそれぞれに大きな拍手が。
赤木さん、しっとりとした佇まいのとっても高貴で美しいお方。ついつい見とれてしまいました。都筑さんは超美形の某大物プロデューサーに似てる超イケメンさんですね。寛康さん、黒のニルヴァーナのTシャツすがたで爽やかでかっくいいっす。芳輝さんも黒Tでシルバーのネックレスでキマってますね。
ここで「鬼平犯科帳のテーマ」の説明が。この曲はフランスのジプシー・キングスというバンドのインスピレーションという曲なんだそうで。「“ジプシー”なのにスペインではなくフランス」って。
チューニングのあとはじまった3曲目は永遠の名曲「マイ・ウェイ」。フルートのゆったりとしたフレーズとギターのフィルからはじまって、赤木さんのカウントのあとミドルテンポのリズミカルなとっても楽しい曲調に。どことなくカントリーっぽくて明るく爽やかで気持ちいいっす。テーマメロのあと、まずはベースソロ。エモーショナルかつテクニカルなソロにお客さん大拍手!続いてはギターのテクニカルでエネルギッシュなソロ。もちろん大拍手です。その後フルートのテーマメロに戻って、そのままパワフルなソロへ。ラストはしっとりとFin。
続いて4曲目は「Fanatismo」っておっしゃったかな?ギターの寂しげで郷愁ただようメロディからゆったりとはじまるも、ミドルテンポのパワフルなリフがはじまって、おだやかな感じのメロディがながれ、そのままギターソロへ。続いてはフルートのメロウな美しいソロが。その後ギターのエモーショナルなソロ、そしてラストはフルートの早吹きのアグレッシブなソロが。
曲が終わると大拍手!「ありがとうございます」って芳輝さん。ここでちょこっとMC。赤木さんと芳輝さんが一緒のライブの日は雨が多いそうで「雨どころじゃなくて雪や台風も」って。それと芳輝さんはコント<だるま食堂>のメンバーとお友達だとか、“フラメンコ”といえば皆さんはバラを咥えるイメージがあるでしょうけど、「実際にバラを咥えたらトゲで血だらけになっちゃう」って。爆笑です。それと“カルメン”は黄色い花でバラではない、とか。「ちょっと博学を見せつけてみました」って芳輝さん。このあとわかりにくいギャグがこそっとあったような。「誰もわかんない!」って嘆いて。
第1部最後5曲目は「モリエンドカフェ」っておっしゃったかな。「“森とコーヒー”ですか?ちがいますね」って芳輝さん。赤木さんのカウントからアップテンポのめっちゃリズミカルでパワフルな曲がはじまります。フルートがテーマメロディを奏でて。これって“コーヒールンバ”ですね。そのままフルートのアグレッシブなソロへ。ソロ中は芳輝さんがにこやかに赤木さんを見つめていて。ソロが終わるともちろんお客さん大拍手!続いてはパーカッションのパワフルなソロ。赤木さんはリズムにのって踊ってます。そして最後はフルートのテーマメロに戻ってFin。
曲が終わると大拍手大歓声!メンバーの皆さんは立ち上がって、そして芳輝さんがメンバー紹介を。「しばらく休憩してそのあとまたやります」って。約1時間の第1部でした。
20時30分頃、客席の照明が暗くなってステージが明るくなって。ステージには赤木さんと芳輝さんがスタンバイ。「おまたせしました。それでは2部はじめさせていただきます」って芳輝さん。2部最初の曲は、芳輝さんが赤木さんと一緒に演奏するときに必ずリクエストするという赤木さんのオリジナル曲で「ペルシアーノ」っておっしゃったかな?ギターのゆったりとした抒情的なフレーズからはじまって、フルートのメロウで寂しげなフレーズがながれて。そしてギターのメロディアスなソロ、フルートのドラマティックなソロ、さらにギターのエモーショナルなソロが。だんだんと力強くドラマティックに盛り上がっていって、さらに転調してエネルギッシュに。
曲が終わると大拍手!赤木さんも芳輝さんもお互いの名前を呼び合って。「しめやかにはじめさせていただきました」って。そして「パーカッション、都筑章浩!」「ベース、伊藤寛康!」って芳輝さんが紹介。ステージには再び4人が揃って。「“おじさま”たちが揃ったところで」って赤木さん。すると寛康さんが「王子さま?」って。爆笑です。
7曲目は「陽光の街」。メロウなギターのフレーズからはじまって、それがアップテンポでリズミカルに。パワフルでめっちゃノリノリの楽しい感じで明るく爽やかなフルートのフレーズがながれて。そしてギターの早弾きたっぷりのテクニカルなソロが。赤木さんは踊ってます。エネルギッシュなギターソロに客席から歓声もあがって。そしてフルートのテーマメロのあと、一旦リズムが止まってゆったりとした感じになるも、再びアップテンポのリズミカルな楽しい感じになってアグレッシブなフルートソロが。
続いて8曲目は「アマゾネス」っておっしゃったかな?ミドルテンポのリズミカルなギターリフからはじまって、フルートの落ち着いた雰囲気の優雅なフレーズがながれ、そのままエモーショナルなフルートソロへ。続いてはエモーショナルなギターソロ。バックのベースラインがこれまたすっごいい感じじだしてます。パワフルなギターソロに続いてはテクニカルで力強いベースソロ。それぞれのソロのあとには大きな拍手が。そしてフルート・ギター・パーカッションの短いソロバトルや、バンドリフとパーカッションの掛け合いも。ラストはリズミカルで心地よいフレーズがながれてFin。
曲が終わると歓声と大拍手!「どうもありがとうございます」って芳輝さん。ここでMCタイムです。先日、芳輝さんはケータイをとある店に忘れてきてしまって、ケータイのない不便さが身に染みたとか。そのケータイを翌日店に取りに行ったらもう派出所に届けてしまったとか。それで派出所に行ったらもう本署に送られてしまって、その本署に行かれたそうですが、本人確認等で入るように言われた部屋は2-3帖のイスとデスクがある部屋だったとか。取調べ室だったそうです。「これはちゃんと“タブラの人”に聞いておけばよかった」って。大爆笑です。ちなみにその本署は都筑さんちの近くだそうで。で、芳輝さんは左手人差し指の指紋をとられたとか。そもそもの“とあるお店”では芳輝さんは“コスプレライブ”をやっていて、コスプレ衣装に着替えたときにケータイを置き忘れたんだとか。「うわついたことしたから“おきゅう”をすえられたのかな」って芳輝さん。
ちなみに赤木さんはあるライブの日に、ライブ前に行った喫茶店に車のキーを忘れてしまって、ライブが終わったあとに行ったらとっくに閉まってて、しかたなく近くのホテルに泊まったとか。
芳輝さんはさらに、TV収録のときに大事なかっくいい衣装を忘れてきてしまって、他の出演者の皆さんはビッとしたかっこいい服装だったのに、芳輝さんだけ普段着でバツの悪い思いをしたこともあるとか。「皆さんも大事なものは忘れないようにしましょう」「ということで次の曲は“私のお気に入り”という曲を」って。そういう前ふりだったのかって皆さん納得です。
9曲目は「マイ・フェイバリット・シングス」。幽玄でメロウなギターからはじまって、フルートがテーマメロを奏でて。そして力強いパーカッションからパワフルなリフが。そのままギターソロへ。徐々に盛り上がっていってアグレッシブなソロに。お客さん大拍手です。続いてはフルートソロ。序盤は幽玄な感じで静かにゆったりと。それが徐々に盛り上がっていってエネルギッシュなソロに。もちろん大拍手です。そして終盤テーマメロに戻って、ラストはバンドリフとパーカッションの掛け合いで盛り上がってFin。
「ありがとうございます」「夜もふけてまいりました」「私達もふけてまいりました」って自虐ギャグの芳輝さんです。そして本編最後の10曲目に。ギターのメロウなフレーズからはじまりますが・・・「ちょっと待って!」って赤木さん。フルートのセッティングがまだだったようで。そして再開してフルートとギターのテクニカルなユニゾンからミドルテンポのパワフルな感じでメロディアスなフレーズがながれて。まずはフルートの早吹きのテクニカルなソロが。続いてベースソロ。エモーショナルにはじまってめっちゃアグレッシブに弾きまくって。そして力強いリフをはさんでギターソロへ。序盤は静か目でメロウな感じですが、すぐにテクニカルになってパワフルで激しくなって。ラストはフルートのなめらかなフレーズでFin。
曲が終わると大拍手大歓声!メンバーの皆さんは立ち上がって。「ありがとうございます!」「フルート、赤木りえ!」「ベース、伊藤寛康!」「パーカッション、都筑章浩!」「ギター、伊藤芳輝でした!本日はありがとうございました!」って。皆さんお辞儀をして。お客さんの大拍手はそのままアンコールを求める手拍子に。赤木さんもいっしょに手拍子を。
するとほどなくメンバーの皆さんは座ってアンコール曲の準備を。「ありがとうございます」「やりましょう!」って芳輝さん。アンコール曲がはじまります。まずはフルートのゆったりとしたクラシカルなソロが。そしてアップテンポの楽しいラテンリズムがはじまってフルートが情熱的なフレーズを奏でて。そしてギターの弾きまくりのテクニカルなソロが。赤木さんはノリノリで踊ってます。続いてはフルートのエネルギッシュでアグレッシブなソロ。凄い迫力です。続いてはパーカッションソロ。緩急織り交ぜたコンガ叩きまくりの迫力あるソロが。その後ラテンのテーマメロに戻って、再びフルートのエネルギッシュなソロが。
曲が終わると大拍手大歓声!メンバーの皆さんは立ち上がって。「どうもありがとうございました!」「赤木りえ!伊藤寛康!都筑章浩!伊藤芳輝でした!ありがとうございました!」って。拍手のなかメンバーの皆さんは楽屋へ・・・時計を見ると21時30分。前半1時間後半1時間計2時間のとっても楽しい素敵なライブでした。
なによりも素晴らしい演奏にめっちゃ感動しました。赤木さんのフルート、想像以上にパワフルでアグレッシブでビックリ!圧倒されちゃいましたね。これほどのフルート演奏を観たのは数年前のジェスロタルのライブのIan Anderson氏の演奏以来かも。もちろんパワフルなだけでなく、メロディアスで流麗な美しい音色も聴かせてくれて。すっかり魅了されてしまいました。しっとりとした佇まいの美しい方で・・・ついつい見とれてしまいました。
伊藤芳輝さんのギターもときにパワフルにエネルギッシュに、ときにメロウに聴かせてくれてほんと素敵でしたね。MCのギャグも冴えていて爆笑させていただきました。もちろん伊藤寛康さんのベースも、都筑さんのパーカッションもパワフルでテクニカルでかっこよかったっす。GW最後の夜に素敵な演奏が観れて嬉しかったっす。
<ラテンセッション>
先月に続き、<伊藤芳輝スペシャルバンド>のライブを観に行ってきました。今回はガラッとメンバーが替わって、ベース伊藤寛康さん、パーカッション都筑章浩さん、そしてフルート赤木りえさんの4人編成です。伊藤芳輝さんのギターはもちろんのこと、今回は特に赤木りえさんのフルートにすっごく興味があったんです。フルートもとても好きな楽器でして、以前にもフルートメインのプログレバンドを観に行ったことがありますが、JAZZ系でのフルート演奏っていままで聴いたことがなかったもので、赤木さんのフルート演奏をいつか観たいと思っていました。
さて当日。GW最後でしかも雨降りという厳しい状況でしたが、それなりにお客さん入ってますね。ステージは後列左にベース、右にコンガ3台ジャンベ1台他のパーカッションセットが。前列中央にフルート用の譜面台、そして左にギター用のセッティングが。
19時15分頃、メンバーの皆さまがステージに。そして客席が暗くなってステージが明るくなっていよいよ演奏開始です。チューニングのあとはじまった1曲目はチック・コリア氏の曲だそうですが、曲名が聞き取れなかったです。まずはギターの情熱的なソロからはじまって、アップテンポのパワフルなリフを弾きはじめるとバンドイン。フルートが情熱的なメロディと優しく明るい感じのメロディを奏で、そのままソロへ。パワフルでエネルギッシュなソロにビックリ!凄いっすね。続いてはギターソロ。パワフルな感じからはじまってメロウでしっとりとした感じに。それが再びアップテンポになって寛康さんのハンドクラップにのってめっちゃ激しくアグレッシブに。そして元のフルートのテーマメロでFin。
続いて2曲目は「鬼平犯科帳のテーマ」。哀愁を感じるギターのフレーズから落ち着いた感じのミドルテンポではじまって、メロウなフルートのフレーズが響いて。そしてギターソロにはいってリズミカルになっていって。ベースのノリノリのリズム、最高っす。ここで赤木さんが床に落ちていたギターの譜面を直してあげて。エモーショナルなギターソロにお客さん拍手です。続いてはフルートのソロへ。早吹きやメロディアスなフレーズのあと身体を揺すってのエネルギッシュなソロもあり、お客さん大拍手!そしてギターとフルートの掛け合いの早弾き早吹きの白熱したバトルが。凄すぎです。
曲が終わると大拍手!「ありがとうございます」「今日はスペシャルセッションということで・・・」って芳輝さん。ここで演奏した2曲の説明をされますが、マイクの接触が悪くなって「接触がいまいちで・・・こおういう接触しないことを“皆既せっしょく”と言います」って一発目の軽いギャクを。
そして2曲目の「鬼平犯科帳のテーマ」の話題になって。芳輝さんも赤木さんも時代劇がお好きなんだそうで、赤木さんはこのテーマ曲が「潜在意識のなかに入ってます」って。主人公である長谷川平蔵氏が眠る四ツ谷の戒行寺では毎年法要が行われるそうで。「ほうようって”抱く“ほうじゃないですよ」ってまた軽いギャグをかまして。で、3年前からそこで演奏されているそうですね。ここでお二人のマニアックな会話がはじまって・・・「話すと止まらなくなっちゃう」って赤木さん。
ここで芳輝さんがメンバー紹介を。「フルート、赤木りえ!」「久しぶりですね」って。「ベース、伊藤寛康!」「久しぶり・・・って昨日一緒に呑んだんですね」って。爆笑です。「パーカッション、都筑章浩!」「ギター、伊藤芳輝です」って。メンバーそれぞれに大きな拍手が。
赤木さん、しっとりとした佇まいのとっても高貴で美しいお方。ついつい見とれてしまいました。都筑さんは超美形の某大物プロデューサーに似てる超イケメンさんですね。寛康さん、黒のニルヴァーナのTシャツすがたで爽やかでかっくいいっす。芳輝さんも黒Tでシルバーのネックレスでキマってますね。
ここで「鬼平犯科帳のテーマ」の説明が。この曲はフランスのジプシー・キングスというバンドのインスピレーションという曲なんだそうで。「“ジプシー”なのにスペインではなくフランス」って。
チューニングのあとはじまった3曲目は永遠の名曲「マイ・ウェイ」。フルートのゆったりとしたフレーズとギターのフィルからはじまって、赤木さんのカウントのあとミドルテンポのリズミカルなとっても楽しい曲調に。どことなくカントリーっぽくて明るく爽やかで気持ちいいっす。テーマメロのあと、まずはベースソロ。エモーショナルかつテクニカルなソロにお客さん大拍手!続いてはギターのテクニカルでエネルギッシュなソロ。もちろん大拍手です。その後フルートのテーマメロに戻って、そのままパワフルなソロへ。ラストはしっとりとFin。
続いて4曲目は「Fanatismo」っておっしゃったかな?ギターの寂しげで郷愁ただようメロディからゆったりとはじまるも、ミドルテンポのパワフルなリフがはじまって、おだやかな感じのメロディがながれ、そのままギターソロへ。続いてはフルートのメロウな美しいソロが。その後ギターのエモーショナルなソロ、そしてラストはフルートの早吹きのアグレッシブなソロが。
曲が終わると大拍手!「ありがとうございます」って芳輝さん。ここでちょこっとMC。赤木さんと芳輝さんが一緒のライブの日は雨が多いそうで「雨どころじゃなくて雪や台風も」って。それと芳輝さんはコント<だるま食堂>のメンバーとお友達だとか、“フラメンコ”といえば皆さんはバラを咥えるイメージがあるでしょうけど、「実際にバラを咥えたらトゲで血だらけになっちゃう」って。爆笑です。それと“カルメン”は黄色い花でバラではない、とか。「ちょっと博学を見せつけてみました」って芳輝さん。このあとわかりにくいギャグがこそっとあったような。「誰もわかんない!」って嘆いて。
第1部最後5曲目は「モリエンドカフェ」っておっしゃったかな。「“森とコーヒー”ですか?ちがいますね」って芳輝さん。赤木さんのカウントからアップテンポのめっちゃリズミカルでパワフルな曲がはじまります。フルートがテーマメロディを奏でて。これって“コーヒールンバ”ですね。そのままフルートのアグレッシブなソロへ。ソロ中は芳輝さんがにこやかに赤木さんを見つめていて。ソロが終わるともちろんお客さん大拍手!続いてはパーカッションのパワフルなソロ。赤木さんはリズムにのって踊ってます。そして最後はフルートのテーマメロに戻ってFin。
曲が終わると大拍手大歓声!メンバーの皆さんは立ち上がって、そして芳輝さんがメンバー紹介を。「しばらく休憩してそのあとまたやります」って。約1時間の第1部でした。
20時30分頃、客席の照明が暗くなってステージが明るくなって。ステージには赤木さんと芳輝さんがスタンバイ。「おまたせしました。それでは2部はじめさせていただきます」って芳輝さん。2部最初の曲は、芳輝さんが赤木さんと一緒に演奏するときに必ずリクエストするという赤木さんのオリジナル曲で「ペルシアーノ」っておっしゃったかな?ギターのゆったりとした抒情的なフレーズからはじまって、フルートのメロウで寂しげなフレーズがながれて。そしてギターのメロディアスなソロ、フルートのドラマティックなソロ、さらにギターのエモーショナルなソロが。だんだんと力強くドラマティックに盛り上がっていって、さらに転調してエネルギッシュに。
曲が終わると大拍手!赤木さんも芳輝さんもお互いの名前を呼び合って。「しめやかにはじめさせていただきました」って。そして「パーカッション、都筑章浩!」「ベース、伊藤寛康!」って芳輝さんが紹介。ステージには再び4人が揃って。「“おじさま”たちが揃ったところで」って赤木さん。すると寛康さんが「王子さま?」って。爆笑です。
7曲目は「陽光の街」。メロウなギターのフレーズからはじまって、それがアップテンポでリズミカルに。パワフルでめっちゃノリノリの楽しい感じで明るく爽やかなフルートのフレーズがながれて。そしてギターの早弾きたっぷりのテクニカルなソロが。赤木さんは踊ってます。エネルギッシュなギターソロに客席から歓声もあがって。そしてフルートのテーマメロのあと、一旦リズムが止まってゆったりとした感じになるも、再びアップテンポのリズミカルな楽しい感じになってアグレッシブなフルートソロが。
続いて8曲目は「アマゾネス」っておっしゃったかな?ミドルテンポのリズミカルなギターリフからはじまって、フルートの落ち着いた雰囲気の優雅なフレーズがながれ、そのままエモーショナルなフルートソロへ。続いてはエモーショナルなギターソロ。バックのベースラインがこれまたすっごいい感じじだしてます。パワフルなギターソロに続いてはテクニカルで力強いベースソロ。それぞれのソロのあとには大きな拍手が。そしてフルート・ギター・パーカッションの短いソロバトルや、バンドリフとパーカッションの掛け合いも。ラストはリズミカルで心地よいフレーズがながれてFin。
曲が終わると歓声と大拍手!「どうもありがとうございます」って芳輝さん。ここでMCタイムです。先日、芳輝さんはケータイをとある店に忘れてきてしまって、ケータイのない不便さが身に染みたとか。そのケータイを翌日店に取りに行ったらもう派出所に届けてしまったとか。それで派出所に行ったらもう本署に送られてしまって、その本署に行かれたそうですが、本人確認等で入るように言われた部屋は2-3帖のイスとデスクがある部屋だったとか。取調べ室だったそうです。「これはちゃんと“タブラの人”に聞いておけばよかった」って。大爆笑です。ちなみにその本署は都筑さんちの近くだそうで。で、芳輝さんは左手人差し指の指紋をとられたとか。そもそもの“とあるお店”では芳輝さんは“コスプレライブ”をやっていて、コスプレ衣装に着替えたときにケータイを置き忘れたんだとか。「うわついたことしたから“おきゅう”をすえられたのかな」って芳輝さん。
ちなみに赤木さんはあるライブの日に、ライブ前に行った喫茶店に車のキーを忘れてしまって、ライブが終わったあとに行ったらとっくに閉まってて、しかたなく近くのホテルに泊まったとか。
芳輝さんはさらに、TV収録のときに大事なかっくいい衣装を忘れてきてしまって、他の出演者の皆さんはビッとしたかっこいい服装だったのに、芳輝さんだけ普段着でバツの悪い思いをしたこともあるとか。「皆さんも大事なものは忘れないようにしましょう」「ということで次の曲は“私のお気に入り”という曲を」って。そういう前ふりだったのかって皆さん納得です。
9曲目は「マイ・フェイバリット・シングス」。幽玄でメロウなギターからはじまって、フルートがテーマメロを奏でて。そして力強いパーカッションからパワフルなリフが。そのままギターソロへ。徐々に盛り上がっていってアグレッシブなソロに。お客さん大拍手です。続いてはフルートソロ。序盤は幽玄な感じで静かにゆったりと。それが徐々に盛り上がっていってエネルギッシュなソロに。もちろん大拍手です。そして終盤テーマメロに戻って、ラストはバンドリフとパーカッションの掛け合いで盛り上がってFin。
「ありがとうございます」「夜もふけてまいりました」「私達もふけてまいりました」って自虐ギャグの芳輝さんです。そして本編最後の10曲目に。ギターのメロウなフレーズからはじまりますが・・・「ちょっと待って!」って赤木さん。フルートのセッティングがまだだったようで。そして再開してフルートとギターのテクニカルなユニゾンからミドルテンポのパワフルな感じでメロディアスなフレーズがながれて。まずはフルートの早吹きのテクニカルなソロが。続いてベースソロ。エモーショナルにはじまってめっちゃアグレッシブに弾きまくって。そして力強いリフをはさんでギターソロへ。序盤は静か目でメロウな感じですが、すぐにテクニカルになってパワフルで激しくなって。ラストはフルートのなめらかなフレーズでFin。
曲が終わると大拍手大歓声!メンバーの皆さんは立ち上がって。「ありがとうございます!」「フルート、赤木りえ!」「ベース、伊藤寛康!」「パーカッション、都筑章浩!」「ギター、伊藤芳輝でした!本日はありがとうございました!」って。皆さんお辞儀をして。お客さんの大拍手はそのままアンコールを求める手拍子に。赤木さんもいっしょに手拍子を。
するとほどなくメンバーの皆さんは座ってアンコール曲の準備を。「ありがとうございます」「やりましょう!」って芳輝さん。アンコール曲がはじまります。まずはフルートのゆったりとしたクラシカルなソロが。そしてアップテンポの楽しいラテンリズムがはじまってフルートが情熱的なフレーズを奏でて。そしてギターの弾きまくりのテクニカルなソロが。赤木さんはノリノリで踊ってます。続いてはフルートのエネルギッシュでアグレッシブなソロ。凄い迫力です。続いてはパーカッションソロ。緩急織り交ぜたコンガ叩きまくりの迫力あるソロが。その後ラテンのテーマメロに戻って、再びフルートのエネルギッシュなソロが。
曲が終わると大拍手大歓声!メンバーの皆さんは立ち上がって。「どうもありがとうございました!」「赤木りえ!伊藤寛康!都筑章浩!伊藤芳輝でした!ありがとうございました!」って。拍手のなかメンバーの皆さんは楽屋へ・・・時計を見ると21時30分。前半1時間後半1時間計2時間のとっても楽しい素敵なライブでした。
なによりも素晴らしい演奏にめっちゃ感動しました。赤木さんのフルート、想像以上にパワフルでアグレッシブでビックリ!圧倒されちゃいましたね。これほどのフルート演奏を観たのは数年前のジェスロタルのライブのIan Anderson氏の演奏以来かも。もちろんパワフルなだけでなく、メロディアスで流麗な美しい音色も聴かせてくれて。すっかり魅了されてしまいました。しっとりとした佇まいの美しい方で・・・ついつい見とれてしまいました。
伊藤芳輝さんのギターもときにパワフルにエネルギッシュに、ときにメロウに聴かせてくれてほんと素敵でしたね。MCのギャグも冴えていて爆笑させていただきました。もちろん伊藤寛康さんのベースも、都筑さんのパーカッションもパワフルでテクニカルでかっこよかったっす。GW最後の夜に素敵な演奏が観れて嬉しかったっす。