知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

現役復帰 無事1日目が終わりました。

2016年11月01日 | Weblog
今日から、福祉施設の現場に復帰しました。


今回復帰した現場は、通所の共同作業所なんですが、30名定員の知的障害・精神障害・身体障害の方が通っておられます。

元々、2年前に勤務していた事業所も、同じような通所施設だったのですが、今回の施設は規模が小さいので、のんびりした雰囲気があります。



まずは、利用者の方と同じように、作業を覚えていきます。初めての作業も多く、慣れるのに時間がかかりそうです。それでも、利用者の方が声をかけてくれたり、先輩職員が丁寧に教えて下さるので、落ち着いて取り組めます。

なんか、久しぶりに味わった雰囲気で、本来は通所施設というのは、こういう感じがいいんでしょうね。




この春に、1か月間在籍していた事業所は、歴史は古いのですが、職員(特に管理職)が固定観念が強く、昼休みもなく(つまり、自分の昼食を食べるタイミングを作る必要があります)、ひたすら利用者を大切に・・・という(確かにすばらしい理念ですが)、半分ボランティア精神を強く意識していないと、務まらないような施設でした。
(自分には、合わなかったようです。でも、2年間ほどで複数の職員が退職したのは、それも原因なのかな・・・とも思いますが。)



今回の施設は、基本 社会に出て労働をしているからには、社会的なルールは(障害者であろうと)守るべき・・・という考えがあるようで、各利用者の方のケアも十分にされていますが、間違ったことは注意していく・・・という部分で、共感を感じました。


以前の施設のように、障害者だから・・・という甘えを、最低限に抑えていく考え方は、大切だと思います。


小規模のせいもあり、職員数は少な目ですが、逆に連絡は十分に行き届くようで、その点は大規模施設の管理職だけが分かっていて・・・みたいな部分は少ないようです。





1年間(さらに半年間)のブランクを経て、新たな施設へ復帰ということで、体力的な部分以上に精神的な部分が心配されましたが、この調子だとなんとか頑張れそうです。

この施設を紹介してくれた友人には感謝です。




初仕事が終わり、帰りにブログの下書きをしようと入ったマクドナルドですが、入店前に少し小雨が降っていて、東の空を見ると、なんと珍しく二重の虹が出ていました。初仕事の初日に、幸先良い感じですね。

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