知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

とにかく最後まで・・・

2024年06月14日 | Weblog
退職を決断して、早1週間。

少し安心したのが、代わりのサビ管候補が、面接に来てくれました。
A型は初めて・・・とのことでしたが、B型や生活介護は経験があるので、大丈夫と思います。
また、行政関係の書類作成も出来るので、心強い。

ただ、うちの事業所だけ応募してるわけではないので、そこが心配。

代わりに来てくれるのか・・・?


私としては、後2週間、最後まで業務をこなすだけ・・・
施設長からは、とりあえず「個別支援計画」だけは全員作ってくれ・・・とのことで、35人いる利用者で、あと一人を残し終わりました。
ちょうど、短期目標が6か月・・・ということで、全員のが出来そうです。

サビ管としては、基本利用者さんの情報を知るべきと考え、本人の資料から、背景を聞きます。
当然、聞かれたくない内容や、言いたくない内容もあると思うので、
モニタリングの前に、「言いたくない・聞かれたくない場合は、伝えて下さい」と必ず話します。

モニタリングの最中は、いろいろ自身のことを話してくれます。
当然、全部秘密事項になります。

ところが、今回何を思ったのか、私とモニタリングでは、しっかり話していたのに、
後になって、施設長にメールで(全員「日報」という形で毎日報告義務があります、職員・利用者全員)、
「昨日のモニタリングで、聞かれたくない内容がありました・・・」
と言ってきたようです。
ただ、事前に上記のように、「言いたくない、聞かれたくない内容は・・・」ということは伝えています。
施設長が言うには、それでも精神障害の方は、調子に乗って言ってしまうんだ・・・とのこと。

私が退職に踏み切った原因もここにあり、
施設長・・・あなたは、たかだか7年程しかこの業界経験がないのに、すべて分かったつもりでいるが、
私は、サビ管として、また支援員として40年ほどの経験がありますよ・・・・と言いたいですが、
そこは抑えて・・・

何が「精神障害の方・・・」ですか。

だからこそ、モニタリングの事前通告をしています。その上で話された内容は、すべて秘密事項であり、部外者には知られません。
それなのに・・・

だから、こういう雰囲気を作ったのは、この事業所の施設長や古手の職員なんです。

サビ管が、聞けないなら、誰が聞くの?と思います。
当然、自分が知られたくない内容は、話さなくてもいいのですが、資料で出ている以上、聞きます。

こういう部分が、今まで経験してきた事業所や施設とは違うので、非常に業務がやりにくいです。

でも、後2週間、最低限の業務は行いますが、それ以上は知りません。


確かに、自分を知られたくない・・・という利用者さんはいますが、それなら他の事業所を利用されたらいいと思います。
ここは、基本情報はサビ管は知っている状態がありますから・・・。

コメント (2)
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