知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

帰宅日・・・保護者の方と・・・

2010年05月02日 | Weblog
前回の話の余談です。


29日に多くの保護者の方が、利用者のお迎えに来られました。この日は、朝10時半から、「保護者会」という保護者の連絡会が行われます。主にそれに出席される方も多く、年に3回の帰宅期間ということで、保護者の方どうしでの会話もはずむようです。



さて、職員の方はというと、ちょうど2週間前に部屋班の担当者の移動があり(主に男子)、新しい担当者と保護者の方との、初対面になります。

普段も、利用者の方に何かあれば(例えば、怪我があった・・とか、投薬の変更があった・・とか、その他の連絡等)電話連絡はしています。ただ、顔合わせはしていないので、保護者の方も、顔を見ると安心されますね。


帰宅の前に、担当者から各利用者の方の現在の様子を説明し、また帰宅中に記録を取ってもらうように記録用の日誌を渡したり、施設の事業計画書や広報誌や配布物を渡し、最後に利用者の方本人の薬や保険証・受診証・療育手帳等を保護者に預けます。

次回の帰寮の日時を確かめた後、玄関から見送ります。



この施設の場所は、少々JRの駅よりは離れているため、マイクロバスで送るようにしています。(自家用車やタクシーを利用して、来られる方が多いですが・・・)



こうして、一人二人と帰宅されます。施設は、だんだん残留者のみになって、静かにそしてちょっと寂しくなりますね。


まあ、帰宅日の様子はこんな感じです。



つぎに保護者の方と出会うのは、夏の帰宅期間ですね。

次回は、各利用者の方の支援目標の説明も待っているので大変ですが、それまでは安心してお任せ下さい(・・・と言いたいですね)。
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