「バース二世」
改め
「令和のコンラッド」
と揶揄され、このまま
「モチベーションが上がらない」
とアメリカへ帰ってまうんと違うか~?
と怪しんでいたジャスティン・ボーアが、
遂に!なんと!ピッチャーからヒットを打って塁に出る!!
と言う令和最大の奇跡!快挙を成し遂げた。
とってもヒット打ったようなフォロースイングではないけど、まあ結果が大事。
キャンプに間に合わず、バタバタファームで数試合実戦しただけで、
いきなり一軍の試合に出て
「こりゃあかん」と訝しがっていたゴメスが打った時は
「ゴメスが打った~、クララが立った~」と小馬鹿にしてたけど、
終わってみれば打点王、
史上最高の助っ人カルテットを形成した。
ただ、今日先発のガンケル、この前のガルシアと言い
今年の助っ人は、投打ともに失敗多し。
せっかく外国人枠5名に増えたけど、最終的には余らせてしまいそうな。
しっかし、また矢野SGが梅ちゃんを干し始めてるのは、
なんか大先生を非難するような発言あったかな?
原口では走られる!走られる!!
語り手(男)は(雪)山で遭難している。
もはや歩く体力すら尽きて、何もできずにただ凍え死ぬ瞬間を待っている。
今回の話は、物語の舞台が何であるかに気付けたかがポイント。
本文中の記述から語り手(男)はアイゼン(登山用具の一種)やレインウェアを身につけていることがわかるので、
これは登山者に関する話であると判断出来る。
また、アイゼンは主に凍結面上での転倒防止のために使用される道具なので、
これは雪山が舞台であると考えても支障ない。
これは雪山が舞台であると考えても支障ない。
雪山であるにも関わらず語り手(男)や周囲の人々が暑いと感じているのは、
「矛盾脱衣」という現象によるものである。
本文後半で語り手(男)は力尽きて地面に倒れ、
頰を温かい涙と冷たい雪が伝うのを感じながら意識が徐々に闇に飲まれていく。
この後の彼の安否を判断する術は本文中にはない。
しかし、生命的に極めて危険な状況下に置かれているということは疑う余地のない事実である。
開幕から16打席ヒット無し。
遂にあのランディ・バースを超える球団ワースト記録。
てか、内容も、メンタル的にも悪すぎる。
遂に本塁打も打点もゼロのまま退団したコンラッドなんて助っ人もいたけど、
ボーアは安打さえゼロで退団しちゃうような予感が、
それ程メンタルが弱そう。。
そのボーア以外は、相手がスワさんとは言えええ感じ?
最後、球児がビシッと締められなかったのは、まぁしゃあない感じが。
とりあえず旧阪神タイガースウィズコロナの中で初勝利!
よかった、よかった!
暑い。男はそう思った。
最初は自分がおかしいのかと思った。しかし周りを見ると、男女問わず服を脱ぎ出している人が少なからずいた。
男もつられるようにしてウェアを脱いだ。本当はこんな場所で服を脱ぎ出すなんて言語道断だが、何しろ暑いのだから仕方ない。
ウェアを脱ぐと今度は足元が暑くなってきた。男は靴を脱ごうとした。しかし足が上がらない。
男は苛々した。そしてそれが靴底の棘のせいだと思った男は、それを取るためベルトを解こうとした。
しかし手先の感覚が薄くなってなかなか取れない。男は面倒になってその場に仰向けに横たわった。
背中がひんやりと気持ちいい。しかしそれと同時に猛烈な暑さが身体中を支配していた。
男はそれに抗うこともできず、すっと目を閉じた。強烈な脱力感が全身を襲った。
何かが頰を伝い落ちた。男は指先でそれに触れた。じんわりと温かい。その何かはそのまま口元まで滑り落ちてきた。男はそれを舌先で舐めた。少ししょっぱかった。これは涙だろうか。
俺は泣いているのか。男は思った。いや、そんなはずがない。何故、泣く必要がある。
また何かが頰を伝った。それに触れると、今度は温かくも冷たくもなかった。
そうだ、泣く必要なんてない。泣く必要なんてないんだ。
睡魔に襲われ薄れゆく意識の中、男は自分にそう言い聞かせた。
最初は自分がおかしいのかと思った。しかし周りを見ると、男女問わず服を脱ぎ出している人が少なからずいた。
男もつられるようにしてウェアを脱いだ。本当はこんな場所で服を脱ぎ出すなんて言語道断だが、何しろ暑いのだから仕方ない。
ウェアを脱ぐと今度は足元が暑くなってきた。男は靴を脱ごうとした。しかし足が上がらない。
男は苛々した。そしてそれが靴底の棘のせいだと思った男は、それを取るためベルトを解こうとした。
しかし手先の感覚が薄くなってなかなか取れない。男は面倒になってその場に仰向けに横たわった。
背中がひんやりと気持ちいい。しかしそれと同時に猛烈な暑さが身体中を支配していた。
男はそれに抗うこともできず、すっと目を閉じた。強烈な脱力感が全身を襲った。
何かが頰を伝い落ちた。男は指先でそれに触れた。じんわりと温かい。その何かはそのまま口元まで滑り落ちてきた。男はそれを舌先で舐めた。少ししょっぱかった。これは涙だろうか。
俺は泣いているのか。男は思った。いや、そんなはずがない。何故、泣く必要がある。
また何かが頰を伝った。それに触れると、今度は温かくも冷たくもなかった。
そうだ、泣く必要なんてない。泣く必要なんてないんだ。
睡魔に襲われ薄れゆく意識の中、男は自分にそう言い聞かせた。
実はこの葬儀は、
「保険金目当てに両親に殺された『兄の孫』」
の葬式だった。
そして語り手(男)はそれを知った上で葬儀に参列していた。
作中の葬式は兄・の葬式ではなく、兄の孫・・・
の葬式であるということに気付いたかがポイント。
「焼香順序」という、参列者の焼香の順番を決めるルールがある。
「焼香順序」という、参列者の焼香の順番を決めるルールがある。
それに則って考えると、これが兄の葬式であると考えた場合、
明らかな矛盾が生じる。
そのことを踏まえた上で考えると、
そのことを踏まえた上で考えると、
消去法でこの葬式は兄の孫のものであることがわかる。
そして本文中にあるように、兄の孫は事故死してしまった。
そして本文中にあるように、兄の孫は事故死してしまった。
またその後に語り手(男)は孫の父親、すなわち(兄の)息子へ向かって『せめてもう少しマシな死に方があったのではないか』と考えている。
「孫は親によって事故死させられた」と考えると辻褄つじつまが合います。
というのも、息子夫婦には孫を殺害する動機があるからである。
それは例の『交通事故とは…』の下りの直後にある『金銭的に貧しいながらに…』の記述がヒントになっている。
ここから息子夫婦は貧乏な家庭であったことが窺える。
貧乏な夫婦が自分の子を殺害する動機、それは
「孫は親によって事故死させられた」と考えると辻褄つじつまが合います。
というのも、息子夫婦には孫を殺害する動機があるからである。
それは例の『交通事故とは…』の下りの直後にある『金銭的に貧しいながらに…』の記述がヒントになっている。
ここから息子夫婦は貧乏な家庭であったことが窺える。
貧乏な夫婦が自分の子を殺害する動機、それは
・育児が金銭的に厳しくなったから
・保険金が欲しくなったから
前者はそれだけの理由でわざわざ交通事故に遭わせて殺害するなんて、効率が悪過ぎる。
倫理的な話は抜きにしても、他に子供を処分するもっと良い方法があるはず。
ならば必然的に動機は後者となる。
これを理由に息子夫婦は彼らの息子、すなわち孫を殺害したことになる。
また本文ラストに『あと何回、こんなことが続くのだろう』と語り手(男)が溜息混じりに考えるシーン。
つまり息子夫婦は以前にも何度か同様の事件を繰り返している。
これを理由に息子夫婦は彼らの息子、すなわち孫を殺害したことになる。
また本文ラストに『あと何回、こんなことが続くのだろう』と語り手(男)が溜息混じりに考えるシーン。
つまり息子夫婦は以前にも何度か同様の事件を繰り返している。
子供を作ってはそれを保険金目当てで殺害していくという悪行を成していたわけである。
語り手(男)はそれを知ってしまった。
語り手(男)はそれを知ってしまった。
だからこそ本文前半にあるように、息子夫婦が金目当てに作った生命であるにも関わらずそんなことも知らないで屈託のない笑顔を見せる孫の遺影を見て、語り手(男)は『可哀想で見ていられな』いと感じたわけである。
3時頃にテスト撮影した時は、
曇ってたけどフィルター着けてまだ太陽撮れたんだけどなぁ。
本番はギリこの程度。
関西はそこまで分厚い雲ではなく、
アプリを使わなくても終始、太陽の位置は認識できていたんだけど
雲の切れ間が無くて、ずーっとこんな感じ。
ニュースを見ると、日本各地で観測出来てたみたいだけどなあ。
次回の本土での部分日食は10年後、
東京五輪の2年前である。
確かに試合数が減って開幕ダッシュ、
と焦る気持ちも解らないでもないけど、
120試合あるからね。
一昔前の年間試合数は130試合、
それから比べると10試合しか変わらないし、
当時は「開幕ダッシュ」なんて勿論言ってなかったしな。
でも焦る、矢野監督。
宗教の力とハウツー本で感情コントロールしてるんだろうけど、
元々は瞬間湯沸かし器、
それでも「バース二世」と球団が期待する四番打者を、
開幕2戦目で途中でベンチに下げて、
開幕3戦目で6番落ちて、、、
大山く~んはあれだけ我慢して使っていたのに。
普通の新外国人は「開幕から六月くらいまでは我慢して使う」けど
「もう六月やんけ!」と気づいてしまったんやろな。
でも今年は11月まで試合をしてそうなので、
監督がそこまで焦ると、その気持ちがボーアに完全に影響してる。
元々メンタル的に決して強くなさそうな選手なので
あのソラーテのように
「モチベーションが上がらない」と七月頃に帰っちゃうかもよ、
「打てなくてもええから、思いっきり振ってこい!
ヒットはいらん!特大ホームランかましたれ」
とでも言ってあげた方が、本人も気が楽だし、
たぶんブンブン回した三振の方が相手投手も怖いと思うんだけど。。。
僧侶の読経と木魚の音が線香の香りと共に本堂を支配する。
正面に設置された祭壇の上では元気だった頃の彼が遺影となって
屈託のない笑顔を浮かべている。
男は思わずそこから目を逸らした。
可哀想で見ていられなかった。
兄は、とても清々しい表情で死んでいった。
唯一の心残りは最近産まれたという初めての孫の顔を見られずに死んでいくことだと言っていた。
実際に兄の息子達が彼の孫を連れてきた時には、兄はもう息を引き取っていた。
亡き兄には一人だけ息子がおり、その妻は一人っ子である上に親は火災で亡くしていた。
それ故に家族葬とは言え、参列者の少ないとても小さな葬儀だった。
交通事故とはなんと残酷な、と思いながら男は喪主である甥、すなわち兄の息子の方を見た。
金銭的に貧しいながらに奮発して買ったのであろう立派な喪服の背中が見える。
交通事故などではなく、せめてもう少しマシな死に方があったのではないかと思うが、
自分にはどうすることもできない。
兄の妻が焼香を終えるのが見えた。
彼女は目に涙を溜めながら席に戻った。
自分の番だ、と思った男は立ち上がった。
焼香台の前に立ちながら、男はふと遺品整理の際に見つけた兄のメモを思い出した。
今日はいい天気
どこへ出かけようか
山にしようか川にしようか
昔は色んな所へ行ったけれど
もうこの身体ではそう遠くへは行けまい
あれは何だったのだろう。
男は軽く首を横に振った。
何をしている、今考えることではないはずだ。
男はそう思って抹香を摘んだ。
男は小さく溜息をついた。
正面に設置された祭壇の上では元気だった頃の彼が遺影となって
屈託のない笑顔を浮かべている。
男は思わずそこから目を逸らした。
可哀想で見ていられなかった。
兄は、とても清々しい表情で死んでいった。
唯一の心残りは最近産まれたという初めての孫の顔を見られずに死んでいくことだと言っていた。
実際に兄の息子達が彼の孫を連れてきた時には、兄はもう息を引き取っていた。
亡き兄には一人だけ息子がおり、その妻は一人っ子である上に親は火災で亡くしていた。
それ故に家族葬とは言え、参列者の少ないとても小さな葬儀だった。
交通事故とはなんと残酷な、と思いながら男は喪主である甥、すなわち兄の息子の方を見た。
金銭的に貧しいながらに奮発して買ったのであろう立派な喪服の背中が見える。
交通事故などではなく、せめてもう少しマシな死に方があったのではないかと思うが、
自分にはどうすることもできない。
兄の妻が焼香を終えるのが見えた。
彼女は目に涙を溜めながら席に戻った。
自分の番だ、と思った男は立ち上がった。
焼香台の前に立ちながら、男はふと遺品整理の際に見つけた兄のメモを思い出した。
今日はいい天気
どこへ出かけようか
山にしようか川にしようか
昔は色んな所へ行ったけれど
もうこの身体ではそう遠くへは行けまい
あれは何だったのだろう。
男は軽く首を横に振った。
何をしている、今考えることではないはずだ。
男はそう思って抹香を摘んだ。
男は小さく溜息をついた。
あと何回、こんなことが続くのだろう。
明日6月21日(日)夕方から部分日食。
最近日食多かったけど、
これを逃すと、次回日本本土で観られる日食は10年後、
きっどさんなんぞは生きている保証がないので必ず観測&撮影せねば。
前回2019年12月26日は雨、
前々回2019年1月6日は結構な曇天。
その中で太陽の場所をアプリで確認しながら撮影したのがこの一枚。
梅雨の真っ最中だけど、幸い明日はお天気の心配は無さそう。
大阪の最大食分は0.538とこれよりも大きく欠ける。
(南に向かうほど大きく欠ける。台湾では金環日食!)
大阪では
食の始め 16時06分
食の最大 17時10分
食の終わり 18時07分
明日は夏至、大阪の日没時間は19時14分なので
食の終わりまで充分な高度があり観測&撮影し易い。
(反対に夕焼けの部分日食はちょっと難しいか?)
ただ、高度が低く、食の途中の太陽であっても直接観るのは危険。
必ず日食グラス等を使用して観測して下さいませ。
なんぼ大卒リーキーとは言え、
そらアップあっぷになるわな。
それでなくても開幕2戦目、
相手は自称「伝統の一戦」の相手、
しかも、どんな汚い手でも使ってくる悪の権化、
そして、NPB史上初とも言えるような無観客試合。
負けてるとは言え、2点差でまだまだどうなるか判らない展開で、
ドラ6ルーキのデビューは、
特別な新興宗教に帰依して、その神におすがりでもしない限り無謀過ぎたか?
でも絶不調とは言え丸から三振獲ったし、
吉川を三振に斬って取ったのなんて江川も感心してたしなー。
変な宗教なんぞにすがらずに、ただただ練習に勤しんで頂きたい。
もう一人、完全にメンタル的に追い詰められてるのが
「バース二世」ボーア。
まさか「これぞ布教のチャンス」とでも思ってないとは思うけど、
ちょっとでも場数を踏ましてあげたい所なのに、途中で引っ込めるし、
マルテが「マートン二世」を襲名しつつある現在、
とにかく大砲が欲しいんだけど、厳しいなー。
一本出たら激変する、ことを期待しようか。。。
この話は、書斎の扉が二つ以上・・・・あった場合と
一つだけ・・・・しかなかった場合とでオチが変わる。
しかし前者の場合だと怖い話ではなくなってしまうので、
しかし前者の場合だと怖い話ではなくなってしまうので、
ここでは後者の場合を考える。
本文中には、前半の『スッ』と後半の『バタン』の二つの開閉音が登場するが、
本文中には、前半の『スッ』と後半の『バタン』の二つの開閉音が登場するが、
一つの扉からこんな音はしない。
(開閉時に『スッ』という音が出るのは引き戸、『バタン』という音が出るのは開き戸 )
よって、この二つの開閉音はそれぞれ別の扉によるものだったとわかる。
このうちどちらかが書斎の扉の音であると考えられるわけだが、
(開閉時に『スッ』という音が出るのは引き戸、『バタン』という音が出るのは開き戸 )
よって、この二つの開閉音はそれぞれ別の扉によるものだったとわかる。
このうちどちらかが書斎の扉の音であると考えられるわけだが、
本文中の記述を踏まえて考えると、妻が書斎を出て行った後に何者かによって書斎の扉が閉められていることがわかる。
語り手宅には語り手とその妻の二人しかいないことは本文より明らかなので、
語り手宅には語り手とその妻の二人しかいないことは本文より明らかなので、
これより語り手宅に何者かが侵入している可能性がある、と判明する。
一瞬、開幕戦完全試合か?と夢みたけどね。
吉川の「微本塁打」
どんなにギリギリであろうと、それは本塁打である。
今日は勝利や敗戦に拘らず、
開幕できた事を喜ぼう!
ただ、己の攻撃の時だけチャンテを流す読売のセコさは相変わらずだけど。
「私は左腕を打てない訳ではない、事実右打者も打ててない」
と豪語したボーアは
「バース二世」ではなく「ロサリオ二世」である事が本日、
ほぼ確定した。。
一方、エドワーズは「微セーフ」があったとはいえ
事実上は1イニング4アウトと完璧に抑えた。
PJの穴はスアレスと二人で8割方埋まりそう!かな??
優勝 旧阪神タイガース
2位 中日ドラゴンズ
3位 横浜DeNAベースターズ
4位 読売ジャイアンツ
5位 東京ヤクルトスワローズ
6位 広島東洋カープ
余りに特異な「ウイズコロナシーズン」
でも旧阪神タイガースは優勝せざる得ない理由がある。
だって「ウイズコロナ」を実践しちゃったもん。
首謀者のハヤタ隊員を始め、藤浪晋太郎も現在は鳴尾にいるけど、
それでもやっぱり、「ウイズコロナシーズン」はウチが優勝する必要がある。
願望だけではない。
リリーフ陣が充実しまくっている。
間に合わない筈だった、岩崎・島本・桑原が、
まだまだ本調子ではないとはいえ、開幕延期の影響でギリ間に合った。
守屋のスキャンダル(て嫁が悪そうだけど)がコロナ騒動と、
東出、渡部騒動で「そんなんあったっけ」レベルに沈静化した。
先発はハルトくんの体調不良が続いたりでまだ駒が揃わないけど、
ガンケル・ガルシア両外国人先発を両方使える可能性がある。
そう今シーズンの特別ルール
外国人選手5人登録である。
例年ケチな旧阪神タイガースは4人+育成枠の外国人しか契約せず、
シーズン途中になって、慌てて外国人野手を補強する、
何て事を性懲りもなく繰り返している。
それがメッセ資金が浮いて、外国人予算に余裕が出たからか?
なんとシーズン当初から8人も外国人選手と契約している。
他の球団なら、まあまあある事かも知れないけど、
ケチで安物買いの銭失いのウチとしては有り得ない事を行った。
これがまさか功を奏するとは!
とはいえ、ボーア・サンズは途中でお帰りなる可能性高そうだけど、
その頃にはアメリカからの渡航が許され、
開幕中止になったバリバリのメジャーリーガーがやってくるなんて甘い夢も、、、
僕は昼食を終えると書斎へ向かった。中に入り、戸を閉める。そして僕は書斎奥の読書用の机の前に腰掛けた。
そしてそこで本を読んでいると、スッと戸が開く音がした。ちょうど何か音楽でも聴こうと思っていた時だった。
「ねえ、あなた」
自分を呼ぶ声が聞こえたので、振り向くとそこには困り顔の妻が立っていた。
「どうした?」
僕はそう言って今まさに着けようとしていたヘッドホンを机に置いた。
「ねえ、あたしのスマホの充電器知らない?」
「充電器?」
僕は怪訝けげんな顔をした。
「ほら、この前だってあなた、あたしの充電器を間違って使ってたことがあったじゃない」
「今回ばかりは知らないよ。ちゃんと探したのかい」
「探したわ。でもどこにもなかったの。この家にはあたし達二人しか住んでないわけだし、ここ最近誰かを呼んだこともないから、あと残る可能性としてはあなたがうっかり持ってることくらいよ」
「そんなこと言われても、知らないものは知らないよ」
僕はそう言って妻にくるりと背中を向けた。
「…まあいいわ。もし見つけたら教えてね」
妻は仕方ないといった口調でそう言うと去っていった。
バタンと戸の閉まる音を背にして、僕はヘッドホンを着けて音楽を再生すると何事もなかったかのように読書を再開した。
しかしあるものが視界の隅に映り、僕は動きを止めた。
机の上に山積している書物の隙間から、白いコードがはみ出ている。僕はそれを引っ張り出した。それは間違いなくスマホの充電器だった。
僕は机の隅に視線を移した。そこには僕のスマホが無造作に置かれている。そしてそれには既に充電器のケーブルが接続されていた。
つまり、今目の前にある充電器は妻のものだということだ。
あれれ、と僕は頭を搔かいた。覚えはないが、妻の言っていた通り気付かぬうちに部屋に持ち込んでいたのだろうか。
返しに行こう、と思って僕はその充電器を片手に立ち上がった。そして戸を開けると書斎を出た。
そしてそこで本を読んでいると、スッと戸が開く音がした。ちょうど何か音楽でも聴こうと思っていた時だった。
「ねえ、あなた」
自分を呼ぶ声が聞こえたので、振り向くとそこには困り顔の妻が立っていた。
「どうした?」
僕はそう言って今まさに着けようとしていたヘッドホンを机に置いた。
「ねえ、あたしのスマホの充電器知らない?」
「充電器?」
僕は怪訝けげんな顔をした。
「ほら、この前だってあなた、あたしの充電器を間違って使ってたことがあったじゃない」
「今回ばかりは知らないよ。ちゃんと探したのかい」
「探したわ。でもどこにもなかったの。この家にはあたし達二人しか住んでないわけだし、ここ最近誰かを呼んだこともないから、あと残る可能性としてはあなたがうっかり持ってることくらいよ」
「そんなこと言われても、知らないものは知らないよ」
僕はそう言って妻にくるりと背中を向けた。
「…まあいいわ。もし見つけたら教えてね」
妻は仕方ないといった口調でそう言うと去っていった。
バタンと戸の閉まる音を背にして、僕はヘッドホンを着けて音楽を再生すると何事もなかったかのように読書を再開した。
しかしあるものが視界の隅に映り、僕は動きを止めた。
机の上に山積している書物の隙間から、白いコードがはみ出ている。僕はそれを引っ張り出した。それは間違いなくスマホの充電器だった。
僕は机の隅に視線を移した。そこには僕のスマホが無造作に置かれている。そしてそれには既に充電器のケーブルが接続されていた。
つまり、今目の前にある充電器は妻のものだということだ。
あれれ、と僕は頭を搔かいた。覚えはないが、妻の言っていた通り気付かぬうちに部屋に持ち込んでいたのだろうか。
返しに行こう、と思って僕はその充電器を片手に立ち上がった。そして戸を開けると書斎を出た。