「あそこにフラッグ立てたからな」
「あそこってどこだよ?」
「目ぇ悪いな。スイカ割りしてるところの手前だよ」
「う~ん……あっ、あれか!」
「分かったか?」
「おう。でもなんでビーチフラッグなんだよ?」
「んなもん男は黙ってビーチフラッグだろうが。これ海の常識。ほら、さっさと寝ろ」
あっつい砂に体を押し付ける。
うへぇ~、思ってたよりきついな。
「よーし、じゃ3、2、1で行くぞ。3、2、1!」
パサッ
掛け声と共に体が風になる。
くっ! 結構速いじゃねぇか!
「う、おおおおおッッ!」
あと少しだ!
跳ぶしかない!
とどけぇぇぇ!!
バサッー
「取っ……って!?」
すべり過ぎる。
「右右、行き過ぎ!そうそこ!」
ちょっ、待て!?このままじゃ……。
そう思った矢先、俺の頭に何か丸く硬い物が当たった。
「いけぇッッ!!」
それとほぼ同時に指示役が叫ぶ。
そうか、俺が掴んだのは……
ドシャッ!
「よっし、手応えあり!」
「あそこってどこだよ?」
「目ぇ悪いな。スイカ割りしてるところの手前だよ」
「う~ん……あっ、あれか!」
「分かったか?」
「おう。でもなんでビーチフラッグなんだよ?」
「んなもん男は黙ってビーチフラッグだろうが。これ海の常識。ほら、さっさと寝ろ」
あっつい砂に体を押し付ける。
うへぇ~、思ってたよりきついな。
「よーし、じゃ3、2、1で行くぞ。3、2、1!」
パサッ
掛け声と共に体が風になる。
くっ! 結構速いじゃねぇか!
「う、おおおおおッッ!」
あと少しだ!
跳ぶしかない!
とどけぇぇぇ!!
バサッー
「取っ……って!?」
すべり過ぎる。
「右右、行き過ぎ!そうそこ!」
ちょっ、待て!?このままじゃ……。
そう思った矢先、俺の頭に何か丸く硬い物が当たった。
「いけぇッッ!!」
それとほぼ同時に指示役が叫ぶ。
そうか、俺が掴んだのは……
ドシャッ!
「よっし、手応えあり!」