晴耕雨読 in 神鍋高原

~ものづくり・工場改善の本の紹介を中心に~

経営の本棚 ③ 「一勝九敗」 柳井正

2013年11月10日 | 経営の本棚

第169回記事(2013年11月11日(月)発行)
         (次回11月18日(月)発行予定)

 突然ですが、タイトルのこの本はいつの出版と思われます?
 10年前の2003年11月15日です。

 著者は名前からすぐにわかりますよね。
 ユニクロ(会社名ファーストリテイリング)社長です。
 (ただし、当時は社長職を譲って会長をされていました。)

 これだけ環境変化が激しい中で、企業の浮き沈みは激しいものがあります。
 一時的な脚光を浴びて本を書かれるような方もおられるのでしょうが、
 その後経営がうまく行かなかった方も多いのではないでしょうか。
 この本が書かれ、社長に復帰され、その後のユニクロの躍進を見ると、
 本の中に書かれていることがすごく的確と思われてなりません。
 本の中に書かれていることを実行されたこそ、現在のユニクロがあります。

 失敗を恐れてはいけない。失敗にこそ成功の芽は潜んでいる。

データ
 ①タイトル:一勝九敗
 ②サブタイトル:ユニクロも失敗ばかりだったーーー。
 ③著者:柳井 正
 ④価格:980円(税別)
 ⑤出版社:新潮社
 ⑥ページ数:236p
 ⑦出版:2003年

PS(2013年11月23日記載)
上記の本の出版の後に、同じ著者で、
「成功は一日で捨て去れ」
という本が2009年に出版されています。

また、2013年11月17日にNHKスペシャルで、
ユニクロのバングラデシュへの進出
の話が放映されていました。

ユニクロの過去・現在・そしてこれから向かう将来について理解が深まりました。

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コメント
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