三ツ谷洋子のスポーツ21・ブログ

Jリーグ開幕前から理事として17年間かかわったスポーツビジネスコンサルタントの三ッ谷洋子が日々の話題を取り上げます。

読みやすいサイン

2009年10月15日 | 2009年
アーノルド・パーマー。
懐かしい名前ですね。
といっても若い人からは「一体だれ?」という質問が
飛び出すでしょうね。

9月10日に80歳を迎えた米国の往年のプロゴルファーです。
史上初の生涯獲得賞金一億円プレーヤー。

月刊誌「選択」10月号「米ゴルフ界物語」で、
ゴルフジャーナリスト舩越園子さんが、
このパーマーを取り上げています。

パーマーによって、ゴルフが米国の国民的スポーツとなり、
米PGA(プロゴルフ協会)が世界一のツアーに
なったといいます。

そして大学時代のゴルフ仲間だったマーク・マコーマックから
スポーツマネジメント会社設立の相談を持ちかけられ、
1955年にクライアント第一号となりました。

このスポーツマネジメント会社は、
後に世界最大手となるIMGです。
パーマーが活躍したのは1960年~70年代。

その後、ゲーリー・プレーヤー、ジャック・二クラスが登場して
「ビッグ3」が誕生し、ゴルフの黄金期となっていきます。

パーマーは現在、シニアのカテゴリー(チャンピオンズツアー)で
活躍しています。
そして若い選手に、ファンへサインする際の
心構えを説いているそうです。

「サインはファンにとって大切な思い出になる。
その人たちが後々読み返すことができるよう
名前をはっきり書きなさい」

スポーツ選手のサインというと、
誰か分からないのが当たり前のようになっていますが、
そうではないというパーマーの考え方です。

サインは読めたほうがいいと考えていたのは
私だけではないことが分かり、“同志”を得た気分です。

=============================
 三ッ谷 洋子
 株式会社スポーツ21エンタープライズ代表取締役
 法政大学スポーツ健康学部教授
 スポーツビジネスコンサルタント
 スポーツビジネスプロデューサー
 地域づくりアドバイザー
 WSFジャパン(女性スポーツ財団日本支部代表

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« フジヤマのトビウオ | トップ | ロンドンオリンピック「施設... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

2009年」カテゴリの最新記事