三ツ谷洋子のスポーツ21・ブログ

Jリーグ開幕前から理事として17年間かかわったスポーツビジネスコンサルタントの三ッ谷洋子が日々の話題を取り上げます。

パースからのエアメール

2008年12月22日 | 2008年
毎年、この時期になるとクリスマスカードが届きます。
いつも大きめの封筒で送ってくれるのが
豪州のパースに住んでいるフランシスです。

32年前、モントリオールのメアリーの家で、友人として紹介されました。
2人とも豪州人です。

モントリオールで英語の教師をしていたメアリーのもとに
豪州から友人達が泊まりに来ていました。
ちょうどオリンピックの時期で、大会を見に来ていたのです。

私は3歳になったばかりの息子を連れ、
西のバンクーバーから横断列車で途中下車しながら、
オリンピックの開会に合わせて
モントリオールの彼女の家に転げこみました。

メアリーのアパートはかなり広い2LDKでしたが、
6人もの友人が押しかけ、
私と息子はリビングの大きなソファーをベッド代わりにしていました。

当時の私はまだ英語がほとんどしゃべれず、聞きとれず、
毎晩、トランプ遊びに加わりながら、
飛び交う英語と笑い声を空しく聞いていたものです。

そんな中で、息子にもやさしく声をかけてくれたのがフランシスでした。
帰国して、私が書いた原稿が掲載されてた雑誌を送りました。

その年から、クリスマスになると
彼女からカードとともにカレンダーが届くようになりました。

息子へのプレゼントとして小さなTシャツも入っていました。
SサイズからM、Lとなるまで続きました。
息子が結婚したことを伝えると、カレンダーだけになりました。

それでも、いつも綺麗な包装紙に包まれてくるカレンダーは
豪州の珍しい花々や、日本とは季節が逆転している風景など
目を楽しませてくれるものばかりです。

そのフランシスからの郵便が、今年も届きました。
カードには、見慣れた几帳面な文字が並んでいます。
どんなカレンダーなのか見てみたいのですが、
クリスマスがくるまでガマン、ガマン。

7~8数年前のカードに、父が病気療養中と書かれていたので、
明治神宮の無病息災のお守りを贈ったら
ことのほか喜んでくれたこともありました。

近年、カードに「healty」という単語が見られるようになりました。
彼女は私より2~3歳、年上だと思いますが
健康に留意せねばならない年齢になったということでしょう。

シドニーオリンピックで豪州にいった時、
なぜパースにまで足を伸ばさなかったのか、
ちょっぴり後悔しています。

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株式会社スポーツ21エンタープライズ】 
  代表取締役 三ッ谷洋子
  スポーツビジネスコンサルタント
  スポーツビジネスプロデューサー
  地域づくりアドバイザー
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